アニメ「RWBY」のアクションゲーム『RWBY: Arrowfell』は今年の秋に国内発売へ。最新ゲームプレイ映像公開

 

デベロッパーのWayForwardは7月2日、現在開発中のアクションゲーム『RWBY: Arrowfell』の最新トレイラーを公開し、本作のさらなる詳細を発表した。

本作は、人気3DCGアニメシリーズ「RWBY」のゲーム化作品。主人公は、ハンター養成学校ビーコン・アカデミーに在籍するルビー・ローズ、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、そしてヤン・シャオロンという「チームRWBY」の面々だ。本作に世界には、グリムと呼ばれる死と破壊をもたらす恐ろしいモンスターが存在。人類の希望は、超常能力をもつハンターたちの手に委ねられている。

『RWBY: Arrowfell』では、チームRWBYのメンバーが正式にハンターとしての資格を得た、アニメ版のVolume 7の直後の物語が描かれる。チームRWBYはミッションに挑むなかで、謎めいた新たな脅威についての手がかりを掴むことになる。本作のシナリオはアニメ版のライター陣が手がけており、原作に登場した敵だけでなく、本作オリジナルの新たな敵も登場するという。

本作はゲームプレイとしては、サイドビューのシングルプレイ・アクションゲームとなる。アトラスやマントルなどのロケーションが表現されたステージを進み、グリムなどの敵と戦う。プレイヤーは、チームRWBYの4人を自由に切り替えて使用可能。ルビーは大鎌と銃に変形するクレセント・ローズ、ワイスはレイピアのミルテンアスター、ブレイクは剣のガムボール・シュラウド、そしてヤンはガントレットのエンバー・セリカと、それぞれ原作でもおなじみの個性的な武器を装備している。原作さながらのスタイリッシュアクションを楽しめるとのこと。


またチームRWBYの4人は、センブランスという特殊能力ももっている。ルビーのペタルバーストでは長い距離をダッシュし、敵の攻撃をかわすことも可能。ワイスのグリフは空中に足場を作り出す能力で、足場を破壊すると欠片で攻撃できる。ブレイクのシャドウは分身能力。そしてヤンのバーンでは地面をパンチし、敵にダメージを与えるほか障害物を破壊することも可能だ。

ステージ内にはパズル要素も用意されており、こうしたセンブランスを駆使することが求められる。今回公開されたゲームプレイ映像では、ブレイクのシャドウを使って、本人と分身とで複数の床スイッチを同時に押すシーンがみられる。ちなみに分身は、攻撃アクションも可能とのこと。


各キャラクターにはアップグレード要素も用意。獲得したスキルポイントを消費し、キャラクターごとの各ステータスに割り振っていくかたちとなっている。近接攻撃・遠距離攻撃・防御力・エネルギー回復にかかわる項目があり、映像ではヤンの近接攻撃のダメージをアップさせている。またアップグレードをおこなうと、同時にセンブランスも強化されるようだ。

このほか、本作の幕間のカットシーンでは、アニメ版の制作を手がけるRooster Teeth社による、完全オリジナルの3DCGアニメーションを収録。またゲーム内では、アイアンウッド将軍やエース・オペレーティブス、ペニー、ウィンターといった原作キャラクターに加え、チームBRIRという新たなハンターチームも登場するとのことだ。

『RWBY: Arrowfell』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、2022年秋に発売予定。日本ではアークシステムワークスが販売を担当する。