『レイズ アーケード クロノロジー』Nintendo Switch/PS4向けに発表。シューティングゲーム「レイシリーズ」3タイトル計5バージョンを収録
タイトーは6月28日、シューティングゲーム『レイズ アーケード クロノロジー』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4で、2023年発売予定。価格は未定。
本作は、1990年代にアーケードで稼働した人気シューティングゲーム「レイシリーズ」3部作の移植版だ。オリジナル版が忠実移植されるほか、3D描画が採用された2タイトルの高解像度版も収録。3タイトル計5バージョンをまとめて遊べるオムニバスゲームソフトとなる。収録タイトルは以下のとおりだ。
収録タイトルは、まずは『レイフォース』だ。1994年にアーケード版が稼働したシリーズ第1作目である。通常のショットに加え、照準で捉えた複数の敵機を同時に攻撃するロックオンレーザーが特徴である。次に、シリーズ第2作目の『レイストーム』。俯瞰視点の3D描画が採用され、1P側は最大8体、2P側は最大16体とロックオンできる数が異なるなど、性能やプレイ感覚が違う2種の機体が用意されている。
『レイストームNEO-HD』は、アーケード版『レイストーム』の高解像度版だ。2010年にPS3/Xbox 360向けにリリースされた『レイストームHD』では画面比率が16:9となっていたが、本作は4:3のまま。ゲーム内容もアーケード版と同じとなる。
シリーズ第3作目の『レイクライシス』も収録。アーケードでの稼働は1998年だ。『レイフォース』の前日譚となるストーリーがあり、特定の条件を満たしてクリアすることで、エンディングが同作に繋がる。そして最後は、アーケード版『レイクライシス』の高解像度版となる『レイクライシスHD』である。
本作の移植開発は、すべてのタイトルについて有限会社エムツーが担当。セガの『SEGA AGES』シリーズなどで知られ、タイトー作品では『ダライアス コズミックコレクション』などを手がけた実績がある。本作には、ゲーム中のセーブ/ロード機能や、ゲーム攻略に役立つ各種「ガジェット」表示などが追加されるという。ガジェットは、ゲーム画面の左右の余白部分を利用した情報表示機能のことだろう。
『レイズ アーケード クロノロジー』は、Nintendo Switch/PS4向けに2023年発売予定だ。