『No Man’s Sky』Nintendo Switch版10月7日発売へ。ただしマルチプレイ要素は削ってリリース


Hello Gamesは6月23日、『No Man’s Sky』Nintendo Switch版を現地時間10月7日に発売すると発表した。公式サイトには日本語ページも用意されており、国内リリースも同日になりそうである。

『No Man’s Sky』は、2016年8月にPC/PlayStation 4向けに発売されたオープンワールド型のアクションゲームだ。のちにXbox One向けにも発売されている。舞台は広大な宇宙となっており、数々の惑星と宇宙がシームレスにつながっている。プレイヤーは謎の声に導かれ、宇宙の中心を目指して数々の惑星を渡っていく。惑星は1800京個以上存在しており、それぞれの惑星にはまったく異なる生命体や気候が見られる。惑星を探索したり、宇宙の住人たちと交流したり、新たな宇宙船を獲得したり、宇宙海賊と戦ったりと、自由に宇宙を冒険可能だ。


同作は、発売直後はコンテンツ不足に悩まされ、誇大宣伝したといった批判も数多く寄せられた。しかし20回におよぶアップデートにて、コンテンツの拡充やパフォーマンス改善が実施され、現在では多くのファンの支持を得ている。本作はシームレスに惑星と宇宙を行き来できたり、次世代機対応などもされている。技術面での挑戦も多いタイトルであるが、Nintendo Switch(非クラウド)への移植に挑むこととなった。

公式サイトの映像を見る限りは、画面解像度などは落ちているものの、宇宙の世界が表現されているように見える。一方でゲームプレイ面での制約もあるようだ。というのも『No Man’s Sky』はマルチプレイ対応作品であるが、Nintendo Switch版はまずシングルプレイにのみ対応してリリースされるという。マルチプレイが削られたかたちだ。


英語での表現は「Switch Edition will be a single-player experience at launch(ローンチ時はシングルプレイが楽しめる)」といったニュアンスなので、のちに対応される可能性もありそうだ。しかし現時点でマルチプレイに対応するかすらも不明である。同作は前述したように継続的なアップデートがされていた。今後もそうしたアップデートは続くようで、Nintendo Switch版もそのアップデートは受け取れるようだ。そのほか、タッチパネルでの操作にも対応しているとのこと。

『No Man’s Sky』Nintendo Switch版は10月7日発売予定である。