デベロッパーのM2Hは6月14日、FPS『Isonzo』を9月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。なお、以前弊誌がPR担当者に問い合わせたところ、本作は日本語に対応予定とのことだった。
『Isonzo』は、第一次世界大戦当時のイタリア王国とオーストリア=ハンガリー帝国による「イゾンツォの戦い」をテーマにしたFPSだ。第六次イゾンツォの戦いからアジアーゴの戦いまでが描かれ、プレイヤーは山岳地帯や市街地などでの戦闘に参加することになる。キャラクタークラスは6種類あり、武器・装備・パークを組み合わせてロードアウトを構築。クラスや装備は、当時の実際の兵士を参考にリアリティを追及しているとのこと。キャラクターカスタマイズ要素も用意される。
戦場では、有刺鉄線を敷いたり土嚢を積んだり、塹壕潜望鏡を配置したりして、自らの陣地を構築することができる。戦場を有利に作り変えることは、攻守どちらにも重要だという。また、支援要請をおこなえるフレアシステムも実装。フレアガンを使って、砲撃を要請したり、複葉機による機銃掃射のターゲットをマーキングしたりできる。また、色付きのフレアで部隊を誘導するといったことも可能だ。
本作は、第一次世界大戦における「ヴェルダンの戦い」を描いた『Verdun』、「タンネンベルクの戦い」をモチーフにした『Tannenberg』に続くシリーズ3作目となる。今回新たに収録されるオフェンシブモードでは、史実に基づいた戦場を体験可能。山岳戦で発生する独特の障害に焦点をあてており、山道を通って敵の脇に回り込んだり、迫撃砲で道を切り開いたりしながら進軍していく。毒ガスでの攻撃に遭うこともあるとのこと。このほか、オンラインマルチプレイモードも用意される。
『Isonzo』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに9月13日配信予定だ。