水没都市サバイバル・サンドボックスゲーム『I Am Future』発表。海面から顔を出すビルの屋上に、自分だけの基地を作る

tinyBuildは6月12日、Mandragoraが手がけるサバイバル・サンドボックスゲーム『I Am Future』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年配信予定。

パブリッシャーのtinyBuildは6月12日、Mandragoraが手がけるサバイバル・サンドボックスゲーム『I Am Future』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年配信予定。

『I Am Future』は、文明崩壊後の世界を舞台にするサバイバル・サンドボックスゲームだ。本作の世界では、かつての近代的な都市は水没し、屋上だけが海面から顔を出している。人類は、すでに別の星へと脱出しているようだ。主人公は、ある超高層ビルの屋上で目を覚ました男。なぜこの場所にいたのか記憶がなく、ひとりでサバイバルをおこなうことになる。

小島のように浮かぶビルの屋上には植物が茂っており、さまざまな食材を入手可能。魚釣り要素も用意されるようだ。食材は、コーヒーを淹れたりキノコのシチューを作ったりなど、キャンプファイヤーでの料理に使うことができる。主人公には、体力と空腹度のステータスが確認でき、食材はもっとも重要な資源のひとつになりそうだ。


収集できる資源にはほかにも、パソコンなどの精密機器や家電製品、車などがある。かつての文明の遺物であり、もはやそのまま使うことはできないが、パーツ単位に分解することで再利用可能。作業台にて、設計図をもとにクラフトする際の材料となる。電気を流すケーブルから、作業ロボットまで、多種多様なモノを作り出せるようだ。また、主人公の右腕はサイボーグ化されており、そのアップグレードもおこなえるという。

こうしたクラフトを通じて、ビルの屋上に自分だけの基地を作ることができる。また農業をしたり、日々の生活を楽しむためのアイテムをクラフトして配置したり。機械にAIを導入すれば、会話を通じて関係性を深めることもできるそうだ。一方で、この世界には何らかの危険が潜んでおり、夜になると現れるという。そのため、防壁を構築することも求められる。


本作は、過酷なサバイバル生活というよりも、困難な状況ながら充実した生活を送るべく働く、能天気ともいえそうな明るい雰囲気が特徴となる。一方で、この世界の文明に何が起こったのか、またなぜ主人公はひとり屋上にいたのかといった謎も存在。探索できる建物の屋上などは複数あるようで、有用な資源を求めて行動範囲を拡大させるなかでは、そうした謎の真相に迫ることにもなるそうだ。

『I Am Future』は、PC(Steam)向けに2022年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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