実写アドベンチャー『IMMORTALITY』7月26日発売へ。『Her Story』開発者新作、映像間をジャンプする編集者としての謎解き体験
Half Mermaidは6月13日、スタジオを率いるクリエイターSam Barlow氏が手がける実写アドベンチャー『IMMORTALITY』を7月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/Mac(Steam/GOG.com)およびXbox Series X|Sで、Xbox Game Passにも提供される。
『IMMORTALITY』は、実写映像で構成されたアドベンチャーゲームだ。本作は、行方不明になった女優マリッサ・マルセルを追う物語になるという。ゲーム中には、複数の年代が登場。各時代にマルセルが出演した映画の顛末が語られる。1968年、1970年、1999年、2022年といった異なる年代を舞台に、彼女の行く末を追いかけることとなる。トレイラーからは映像の一部分をクローズアップする場面などが映し出されており、断片的な映像をもとに、謎の真相に迫るゲームプレイを予想させる。異なる映像の似たシーン同士をつなげるマッチカットの手法が印象的だ。おそらく、映像のあるシーンをクローズアップすることによって、似た構図の別の映像へジャンプできるというメカニクスが含まれているのだろう。
本作を手がけるのは、『Her Story』などの実写アドベンチャーで知られるSam Barlow氏だ。同氏は今回の発表に際し、海外メディアPC Gamerのインタビューに回答。Barlow氏によれば本作では、プレイヤーが編集室で、失われた映画を整理し、発見しているような気分にさせることを目指しているという。マッチカットの手法によって、プレイヤーは好きなシーンで映像をカットすることができる。一方で、カットしたあとにどの映像へジャンプするかは、ゲームが決定することになるという。また、『IMMORTALITY』は、Barlow氏の過去作『Her Story』『Telling Lies』とあわせて、三部作を構成する作品になるそうだ。
『IMMORTALITY』は7月26日、PC/Mac(Steam/GOG.com)およびXbox Series X|Sにて発売予定だ。