グロテスク・ホラーアドベンチャー『Scorn』10月21日に配信決定。H.R.ギーガーの影響受ける地獄のような世界を探索
デベロッパーのEbb Softwareは6月13日、マイクロソフトのイベント「Xbox & Bethesda Games Showcase 2022」にて、ホラーアドベンチャーゲーム『Scorn』の最新トレイラーを公開。本作の配信日が10月21日に決定したことを明らかにした。Xbox/PC Game Pass向けにも配信日から提供される。
『Scorn』は、H.R.ギーガーやズジスワフ・ベクシンスキーの作品から影響を受けたというグロテスクなビジュアルが特徴の、一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、かつては文明が繁栄していたものの、今や廃墟と化した地獄のような環境。主人公はこの場所で目を覚まし、悪夢のような世界を探索する。
今回公開されたトレイラーでは、主人公は管が身体に繋がった状態にあり、それを引き抜いて冒険を開始することがうかがえる。本作はFPSであり、生き物のような銃を駆使。ショットガンのような銃で異形のモンスターと戦うシーンや、ボスのような敵も確認できる。
また、本作はオープンエンド型のゲームスタイルを採用し、プレイヤーは迷路のように入り組んだステージを探索。映像では、不気味なトロッコに乗り込んだり、スイッチを操作してゲートを開けたりと、初公開の場面が数多くみられる。本作の世界では、あらゆるものが生きた存在として表現されており、物語はそうした環境を通じて感じ取っていくことになるそうだ。
本作は2014年に開発がスタートし、2度目のKickstarter挑戦により開発資金を獲得。当初は2018年に発売予定とされていたが、延期を重ねることに。そして昨年12月に、2022年10月に発売すると告知された。今回、その予告どおりにリリースされることが発表された格好だ。
『Scorn』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに10月21日配信予定。Xbox/PC Game Pass向けにも配信日から提供される。