PC組み立てシミュレーション『PC Building Simulator 2』オープンベータテスト実施中。七色の理想のPCを組み立てよう
Epic Gamesは6月11日、PC組み立てシミュレーション『PC Building Simulator 2』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)で、期間は6月20日まで。オープンベータに参加しておくと、製品版の発売時に価格から15%の割引が適用される。
『PC Building Simulator 2』は、自分だけのPCを組み立てるシミュレーションゲームだ。本作にはキャリアモードとフリーモードが用意されている。キャリアモードでは、PC組み立てショップのビジネスを始めることができる。顧客からの依頼はメールでチェック。PCのウイルスチェックをしてほしいという依頼から、GPUを水冷化してほしいといった内容、さらには外装の塗装に至るまで、さまざまな案件が入ってくる。プレイヤーは顧客からPCを受け取り、作業台でそれぞれの仕事をこなすのだ。ネジを1本1本取り外し、パーツを付け替えたり、グリスを塗ったりといったリアリスティックなPC組み立て作業を体験できる。
プレイヤーは作業を重ねるとレベルアップが可能。作業場をアップグレードし、新たな道具や装置をアンロックすることができる。顧客のために手塩にかけてPCを組み立てれば、高評価を獲得することができるそうだ。
またフリーモードでは、プレイヤーの創造力を試すことが可能。製品版では1200種類以上用意された部品のなかから、強力なPCを組み上げるためのプランを練ることができる。アップグレードされた水冷システムを設置したり、CPUとGPUをオーバークロックしたり、RAMのタイミングを調整したりして、性能を大幅に向上させることができる。PCを組み立てたら、ベンチマークソフトである3DMarkやCinebenchを使ってPCのパフォーマンスを測ろう。結果を経て、さらにデザインを最適化していくのだ。
さらにPCには、RGB3色混合で発光する装置を取り付けることが可能。また外装をスプレーペイントしたり、ステッカーを貼ったりすることで、個性を発揮することができる。ちなみにPC以外にも、プレイヤーは自身の作業場をカスタマイズすることも可能だ。壁や床、ポスターや家具などをカスタマイズして、居心地のいいPC組み立てスペースを作り出そう。
PC組み立ての道では、リアリスティックなハードウェアとソフトウェアのシミュレーションを通じてさらに深みを味わうこともできる。たとえば空冷ファンのコントロールアプリとサーマルカメラを通じて、PC内部の冷却をさらに最適化することが可能。またパワーモニターを通じて電力消費を観測したり、GPU・CPU・RAM・マザーボードのための水冷ブロックをさらに追加したりすることもできる。
『PC Building Simulator 2』は6月20日まで、Epic Gamesストアにてオープンベータテストを実施中だ。