キュート邪教アクション『Cult of the Lamb』8月12日発売へ、無料デモ版配布中。いたいけな子羊となり異教徒を粛清


Devolver Digitalは6月10日、2Dアクション『Cult of the Lamb』を8月11日に発売すると発表した。日本では時差の都合で8月12日となるようだ。対応プラットフォームはPC/Mac(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。あわせてデモ版の配布も本日より開始している。
  

 
『Cult of the Lamb』は、カルト教団の信仰を広める2Dアクションゲームだ。主人公は、旧き信仰によって生贄に捧げられそうになっていた子羊。子羊はあわやというところで、ある不吉な存在によって命を救われる。しかしその代償として、未知の存在を信仰するカルト教団を率いることとなるのだ。不吉な存在を封印する4人の司教を殺し、封印を解き放つことが本作の最終目的となる。 

ゲームは、冒険に出て異教徒を粛清する戦闘パートと、教団を建設し信者を管理する運営パートに分かれている。戦闘パートでは、最初の部屋で与えられる武器を装備し、冒険スタート。いくつかの分岐があるマップを進みながら、小部屋の敵を倒していく。基本的なアクションは斬撃と回避。くわえて、敵を倒すことで「信力」が貯まると、強力な範囲攻撃である「呪い」を発動することができる。敵を倒すと宝箱が出現し、回復や素材を入手することが可能だ。 

ステージを進む途中で現れる小部屋には、役に立つNPCがいることもある。たとえば占い師であるクラウネックに出会うと、特殊な能力を与えてくれるカードを引くことが可能。「体力を追加で入手できる」「攻撃時に毒ダメージを与える」など、パッシブスキルを入手できる。また、鍛冶師のクダーイに出会うと、武器を獲得することが可能。武器のなかには、一定確率でクリティカルを繰り出す剣や、敵を倒すことで近くの敵を攻撃する死霊を放つ剣などが存在。こうしたランダムな性能をもつ武器も活用しつつ、異教徒の殲滅を目指すのだ。途中で囚われている民を助けたり、中ボスを倒したりすると、教化が可能。新たな信徒として子羊の教団に迎え入れることができる。 
 

 

 
教団管理パートでは、信徒に命令を与え、付近の木材や石材を集めさせることができる。といっても初期は人手が足りないため、プレイヤー自身も資源を収集することになるだろう。信徒たちには空腹度が設定されており、定期的に食事を与える必要がある。調理用焚き火を建設し、ベリーなどの材料を調理することで、信者に与える食事を作ることができる。信徒たちを導くためには、教団の主もあくせく働く必要があるのだ。 

現在配布中の『Cult of the Lamb』デモ版は、教団を建設し、最初の中ボスを倒すまでが体験可能。拠点を拡張しつつ粛清を繰り返す、本作のゲームプレイが体験できる。『Cult of the Lamb』はPC/Mac(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに8月12日発売予定だ。