ファンタジースケボーゲーム『Skate Story』2023年配信へ。 ガラスの身体をした悪魔が地下世界を滑る

Devolver Digitalは6月10日、インディー開発者のSam Eng氏が手がけるスケボーゲーム『Skate Story』を、2023年に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。『Skate Story』は、奇妙な地下世界を舞台にするスケボーゲームだ。

Devolver Digitalは6月10日、インディー開発者のSam Eng氏が手がけるスケボーゲーム『Skate Story』を、2023年に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Skate Story』は、奇妙な地下世界を舞台にするスケボーゲームだ。主人公は、ガラスの身体をした悪魔。彼はスケートボードを手渡され、月まで滑り月を飲み込むことができれば、苦痛から解放されるという契約を結び、灰と煙にまみれた無の世界を疾走する。

地下世界は9つの階層で構成されており、都市の公園のようなエリアもあれば、一直線の回廊のような場所、所々途切れた橋のようになっている場所などが存在。いずれも幻想的かつダークな雰囲気だ。映像では、そうしたステージの環境を使ってスケボーのトリック(技)を決めたり、難所となるギャップを飛び越えたりしている。ミスして転倒すると、ガラスの身体が砕け散ってしまうようだ。


本作では、地下世界を探索するなかでチャレンジを見つけ、また自らチャレンジを作り出しながら、スケボーをマスターすることになるという。トリックは70種類以上収録され、チャレンジを攻略しレベルアップすることで、新たなトリックを覚えることができる。また、スケボーのデッキやホイール、トラックなどのカスタマイズ要素も存在。そうしたアイテムを入手するには、魂を売る必要があるとのこと。何らかの収集要素が存在するのかもしれない。

本作は2020年に発表され、開発が続けられてきた。開発者のSam Eng氏はスケーターであり、スケボーゲームもよくプレイするそうで、本作の操作にはお気に入りのゲームのものを混ぜ合わせていると以前語っていた。当時には、EAの『Skate』風のスティック操作を取り入れつつ、左右の足の体重移動操作を組み合わせていることが明らかに(関連記事)。現在もその操作から変わっていないのかどうかは不明だが、本格的なスケボーアクションを楽しめる作品になるものと期待される。

『Skate Story』は、PC(Steam)向けに2023年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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