奇天烈ヤギシム『Goat Simulator 3』発表。いきなり三作目、4人マルチプレイも可能なぶっとび街破壊シミュレーション
Coffee Stain Publishing、Coffee Stain North、Koch Mediaの三社は6月10日、『Goat Simulator 3』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)。リリース時期は2022年秋が予定されている。
*『Goat Simulator 3』のトレイラーは『Dead Island 2』のパロディ。初代『Goat Simulator』のトレイラーも『Dead Island』のパロディであった。
『Goat Simulator 3』は、2014年に発売された『Goat Simulator』の続編。同作は、プレイヤーがヤギとなって街を大暴れするシミュレーションゲームだ。物を壊すほどポイントを獲得でき、人類を混乱に陥れることができる。物理演算によって引き起こされる予想のつかない動きや、あえて残してあるというバグによるトンデモな挙動を楽しむゲームとして人気を博した。プレスリリースによれば、前作『Goat Simulator』は2014年、コンソールおよびPCで数百万本を売り上げたとのこと。その後『Goat Simulator 2』は存在していないものの、今回はれて『Goat Simulator 3』が発表された。
『Goat Simulator 3』の主人公は、初代『Goat Simulator』と同じくヤギのピルゴール。舞台はミステリーとカオスが眠るという広大なサンドボックスの島、サン・アゴラ島だ。プレイヤーは島に隠された秘密を発見したり、マップ上の物を破壊したりして、自由に探索を楽しむことができるとのこと。4つの蹄で駆けまわったり、お尻を引きずったり、挙句は自動車を運転するなどして、隅々まで島を味わうことができるそうだ。
マップの徘徊中には、さまざまな破壊活動が可能。舐めまわしたり、頭突きをしたり、ぶつかったり、果てには爆発させたりして、あらゆる方法で大混乱を引き起こすのだ。火・電気・油・ネバネバの液体キャンディーなどを使って、物理学の限界にチャレンジできるという。また探索中には、マップ上の怪しいオブジェクトに干渉すれば、予想できない結果が得られるかもしれないとのこと。ゲームを進めれば、本作では「エンディング」を見ることもできるそうだ。
本作には最大4匹で楽しめるマルチプレイも搭載。ローカル・オンラインの4人協力プレイが可能で、ともに冒険したり、悪事を働いたり、7種類のミニゲームを楽しんだりすることができる。なお、本作におけるヤギはカスタマイズも可能。ヤギの頭部、背中、脚、ボディ、角、毛皮をフルカスタマイズできる。ギアパーツとしては、トイレットペーパーからティートレイまで、300種類以上を用意。ギアパーツの中には新しいアビリティを付与してプレイスタイルを変化させられるものもあるそうだ。
『Goat Simulator 3』はPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Epic Gamesストア)向けに、2022年秋に発売予定だ。