スクウェア・エニックス、『ジャストコーズ』シリーズの新作を開発中であることを認める

(『ジャストコーズ4』)
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スクウェア・エニックスは6月6日、2022年3月期決算説明会の概要を公開した。説明会自体は5月13日に開催されたものであるが、そこでの代表取締役社長・松⽥洋祐氏らのコメントが今回公にされた。そのなかで、同社は『ジャストコーズ(Just Cause)』シリーズの新作を開発中であると認めている。
 

*『ジャストコーズ4』のトレイラー

 
『ジャストコーズ』シリーズは、2006年から続くオープンワールド・アクションゲーム。2018年6月時点でシリーズ累計1500万本以上を売り上げている。主人公は、CIAエージェントのリコ・ロドリゲス。シリーズを通じて、架空の独裁国家を舞台にした圧政からの解放が描かれている。グラップリングフックやパラシュートなどの装備や多様な武器を駆使し、広大なオープンワールドで暴れまわるド派手なアクションが魅力のシリーズだ。

今回の決算説明会にて松⽥氏は、海外のスタジオおよび一部IPの売却について説明するなかで、「今後も当社にIPが帰属するJUST CAUSEシリーズに関しては、すでに新作の開発を進めております」とコメントした。同社は今年5月、Crystal DynamicsやEidos Interactiveなどのスタジオと、『トゥームレイダー』『Deus Ex』『Thief』といったIPを、THQ Nordicなどを傘下にもつEmbracer Groupに3億ドル(約398億円)で売却。一方で、引き続き保有する海外発のIPもあり、そのひとつが『ジャストコーズ』だった。
 

*『ジャストコーズ』シリーズでは、モバイル向けの新作が一部の国でソフトローンチ中。

 
『ジャストコーズ』シリーズのナンバリング最新作は、2018年リリースの『ジャストコーズ4』となる。同作では、最新のゲームエンジンによる物理演算の進化や、壮大な自然災害の表現などを取り入れ、またグラップリングフックには新機能も導入された。ただ、同作の発売から2か月後に開催された決算説明会にてスクウェア・エニックスは、初動の販売本数が想定を下回ったとコメント。その後の決算説明会でも、同作のリピート販売の見込みを見直したことなどが明かされており、売り上げはあまり振るわなかった模様である。

これまで、モバイル展開以外には同シリーズについての新たな動きは伝えられてこなかったが、今回新作が開発中であることが明らかになった。現時点では、ゲーム内容や発売時期などについては不明。開発元についても、シリーズを一貫して手がけてきたAvalanche Studiosが担当するものと予想されるが、まだ確定的な情報はない。正式発表を待ちたい。

ちなみに、先述した海外スタジオおよび一部IPの売却について松田氏は、特に欧米市場向けのコンテンツ開発においてオンライン系のタイトルを強化していくため、ポートフォリオの見直しをおこなったと理由を説明している。また、売却で得た資金を、今年になって取り組みを強化しているNFTやブロックチェーンなどに投入することはないともコメント。骨太IPの育成と開発力の増強にあてるそうだ。

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