『バイオハザード RE:4』でレオンが着ているジャケットは「19万円」だった。実在のモデルが発見される

 

バイオハザード RE:4』について、あるディティールが注目を集めているようだ。米IGNが報じている。カプコンは6月3日、『バイオハザード RE:4』を発表。2023年3月24日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)。PlayStation VR2用コンテンツも開発中であるという。同作は、2005年に発売された『バイオハザード 4』のリメイクとなるサバイバルホラーゲームだ。生物災害ラクーン事件から生還したレオン・S・ケネディが大統領直轄のエージェントとして、誘拐された大統領令嬢を探しヨーロッパの寒村へと向かう物語が描かれる。 
 

 
トレイラーでは、PlayStation 5実機で撮影されたという美麗なグラフィックが確認できる。緻密に光を反射する水面や、皺と髭に覆われた男性の顔など、ゲーム内に登場するすべてが精細に描かれていることがわかるだろう。そうしたなかで目を引く描写の一つが、主人公レオンがまとうレザージャケット。皮の質感やしわの陰影などが作りこまれ、そこに実在するかのような存在感を漂わせている。 

そして実は、レオンがまとうジャケットは本当に「実在」するらしいのだ。トレイラーのラストカットに注目すると、小さく注釈があるのに気づく。そこには、「レオンの茶色の羊皮レザーボンバージャケットは『Schott NYC』の許諾により登場しています」と記されているのだ。Schott NYCは、アメリカの企業ショット社が展開する1913年創業の老舗衣料ブランド。レザー製品を中心に手がけており、日本にも店舗を展開している。 

そして海外掲示板Redditのとあるユーザーは、早くもSchott NYCの公式サイトからレオンが身に着けていたのと同型モデルと思われる服を発見している。商品名は「Classic B-3 Sheepskin Leather Bomber Jacket」。今回のトレイラーでレオンのジャケットの詳細をうかがい知ることはできない。しかし、首元にあしらわれたファー素材や、ブラウンの色合いなどは、たしかにレオンの衣服と近いものを感じさせる。また、特徴的なのは襟元のベルト帯だろう。レオンが写真を眺める際に、同一形状のベルト帯がちらりと写り込んでいる。同一のジャケットである可能性は濃厚だ。 
 

 

トレイラーのキャプチャを明るく加工したもの。左下のベルト帯に注目


ところで実在の商品とあっては、気になるのはそのお値段だろう。Schott NYCの公式サイトによれば、Classic B-3 Sheepskin Leather Bomber Jacketの価格は1495米ドル。日本円にして約19万5578円である。日本の新卒初任給の手取り程度はするお値段なわけだ。大統領直轄のエージェントであるだけに、収入もそれなりに見込まれるであろうレオン。その成長ぶりは、身なりに気を遣う大人の余裕としても反映されているようだ。 

『バイオハザード RE:4』は2023年3月24日、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売予定である。