「メガドライブミニ2」発表、10月27日発売へ。メガCDゲームや『ファンタジーゾーン』含む50タイトル以上を収録

セガは6月3日、家庭用ゲーム機「メガドライブミニ2」を発表した。価格は1万978円(税込)で、10月27日発売予定。

セガは6月3日、家庭用ゲーム機「メガドライブミニ2」を発表した。価格は1万978円(税込)で、10月27日発売予定。

メガドライブミニ2は、2019年に発売されたメガドライブミニに続くミニハード。テレビにHDMIケーブルで接続し、内蔵されたゲームを楽しめる。製品には、専用コントローラー「ファイティングパッド6B」が1個同梱される。

メガドライブミニがメガドライブの筐体デザインを再現していたように、メガドライブミニ2ではメガドライブ2の筐体を再現している。メガドライブ2は、メガドライブのいわゆる廉価版として1993年に発売された家庭用ゲーム機だ。メガドライブミニ2のサイズは120.8×32.3×116.5mm。オリジナル版が小型化されていたのと同様に、メガドライブミニよりもコンパクトなサイズとなる。

そして収録ゲームは、メガドライブミニを超える50タイトル以上を予定。ラインナップが一新され、今回そのうち以下の11タイトルが公開された。メガCD向けタイトルも収録されることが特徴だ。

・シルフィード

・シャイニング・フォースCD

・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD

・夢見館の物語

・ぽっぷるメイル

・バーチャレーシング

・ボナンザブラザーズ

・シャイニング&ザ・ダクネス

・サンダーフォースIV

・まじかる⭐︎タルるートくん

・ファンタジーゾーン

『ファンタジーゾーン』は、実はメガドライブ向けには当時リリースされていない。メガドライブミニにおいては、『ダライアス』と『テトリス』が新たにメガドライブ向けに移植され、ボーナスタイトルとして収録されていた。今回は『ファンタジーゾーン』が、そのボーナスタイトルに選ばれたわけだ。初心者モードが追加されているとのこと。

メガドライブミニ2の開発には、メガドライブミニを手がけたスタッフが再結集。ソフトウェア開発も、SEGA AGESシリーズなどでおなじみの有限会社エムツーが同じく担当している。メガドライブミニ以上にこだわり抜いた再現度や、快適な操作感を実現しているという。また、メニュー画面で流れるメインBGMも、古代祐三氏がふたたび担当。オマージュたっぷりの6分間におよぶメドレーを書き下ろしたそうだ。

メガドラタワーミニ2


メガドライブミニ2」は、10月27日に発売予定だ。また同日には、専用コントローラー「ファイティングパッド6B」の単品も2750円(税込)にて販売予定。さらに、「メガドラタワーミニ2」も発売される。価格は4950円(税込)。

メガドラタワーミニ2には、メガCD2を再現した「メガCD2ミニ」などが含まれ、オリジナル版と同じように、メガドライブミニ2と組み合わせて設置可能。電気的な機能はなく、あくまでデコレーション用のミニチュアである。同梱品には、『バーチャレーシング』のカートリッジミニや、『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』のメガCDディスクミニ、メガドライブミニ装着用スペーサー、スーパー32Xミニ装着用スペーサーが用意される。

*メガドライブミニ2の発表がおこなわれた新プロジェクト発表生放送

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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