『スーパーボンバーマン R オンライン』オンラインサービス終了へ。最大64人爆弾バトロワ、1年で幕引きのお告げ

 

コナミデジタルエンタテインメントは6月1日、『スーパーボンバーマン R オンライン』のオンラインサービス終了を発表した。終了日時は2022年12月1日本時間午前10時で、すべてのプラットフォームにおいてサービスを終了する。 
 

 
『スーパーボンバーマン R オンライン』は、『ボンバーマン』シリーズの最新作だ。PC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneにて、基本プレイ無料で展開された。メインとなるゲームモードは、最大64人でオンライン対戦をおこなう「バトル64」モード。プレイエリアが複数連結したステージを舞台に、『ボンバーマン』のゲームプレイを使ったバトルロイヤルモードである。クロスプレイに対応し、全プラットフォームのプレイヤーが一緒に対戦可能だ。参加プレイヤーはそれぞれのエリアに分散し、おなじみの爆弾を使ったバトルを展開しながら、最後のひとり「ボンバーワン」になることを目指す。スネークや藤崎詩織など、コナミ作品にゆかりのあるさまざまなキャラクターがプレイアブルで登場するのも特徴だった。 

今回の発表によれば、ゲーム内通貨ボンバーコイン及びプレミアムパックの販売については、本日6月1日午前10時をもってすでに終了されている。5月12日にゲーム内通貨利用規約の改定がおこなわれたばかりだったものの、すでにゲーム内通貨を入手することは不可能となってしまったようだ。 
 

 
『スーパーボンバーマン R オンライン』が配信を開始したのは2021年5月のこと。それから約1年を経て、サービス終了が告知されるはこびとなった。本作PC(Steam)版のユーザーベース推移を見てみると、1年前のリリース直後はピーク時に6900人以上のプレイヤーが接続していたものの、直近のデータでは同時接続プレイヤー数が100人を下回ることも珍しくなかった(SteamDB)。人口減に苦しんでいたことがうかがえる。こうした状況を受けて、今回のサービス終了に至ったのだろう。 

『スーパーボンバーマン R オンライン』は2022年12月1日本時間午前10時をもってオンラインサービスを終了する。なお『ボンバーマン』シリーズは、新たなプロジェクトに向けて進み始めているとのこと。コナミデジタルエンタテインメントの今後の発表に注目したい。