喫茶店経営シム『Coffeehouse Simulator』発表。この街で一番の素敵なコーヒー店を立ち上げ
パブリッシャーのPlayWayおよびデベロッパーのBaked Gamesは5月31日、経営シミュレーション『Coffeehouse Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Coffeehouse Simulator』は、喫茶店を営むシミュレーションゲームだ。プレイヤーは小さなコーヒー店を営み、街で一番の喫茶店を目指す。顧客のオーダーを受け取ったらコーヒーを作り、ときにお客の問題を解決しながら店舗を経営していこう。プレイヤーはコーヒーづくりを一から体験することになる。まずはコーヒー豆をミルに投入。豆を挽いてコーヒーを粉末状にするのだ。その後、専用のマシンでコーヒーを抽出。ラテを作る際には、ミルクを器用に注いでラテアートを作ることもできる。メニューとしては、コーヒー・ラテ・カプチーノ・エスプレッソ・マキアート・モカなどを用意できるようだ。
コーヒーを作るだけが喫茶店経営の仕事ではない。お店の環境を保つことも重要だ。カップやお皿は定期的に食洗器で洗う必要があり。店の窓を磨いておく必要もあるし、お客さんが立ち去った後の机をきれいに拭いて、次のお客を迎え入れる準備をしなくてはならない。画面上にはつねに待っているお客の数や、汚れたままになっている机の数などが表示されているため、店全体の状況に気を払いながら仕事を進めていく必要がある。タスクが多くなってきたら、こうした雑務を手伝ってくれるスタッフを雇用することもできるようだ。
お店作りは店の内装も重要だ。テーブルやチェアなどの什器を自由に配置し、喫茶店の内装をコーディネートすることもできる。インテリアを設置するほか、壁の色を塗り替えてがらりとお店の雰囲気を変えることも可能。古き良きレトロな喫茶店を目指すもよし、洗練されたモダンスタイルのカフェを目指すもよし。プレイヤーの好みでお店作りを楽しもう。
『Coffeehouse Simulator』の開発を手がけるのは、ポーランドに拠点をおくスタジオBaked Games。過去作としては、2021年に刑務所生活シミュレーション『Prison Simulator』を発売。1200件以上のSteamストアレビューから「非常に好評」ステータスを獲得している。最新作ではがらりと世界観を変えつつ、シミュレーションづくりのノウハウを活かして『Coffeehouse Simulator』の開発に挑むようだ。
なお、喫茶店経営シムといえば先達として、DreamWay Gamesが開発中の『Espresso Tycoon』も存在する。そちらでは3Dコーヒーエディターを利用して、視覚的に分かりやすくコーヒーブレンドを作成できることが見どころの一つとなっていた。『Coffeehouse Simulator』でのブレンド作成のシステムなどについては詳しく明らかになっていないものの、全体的に『Espresso Tycoon』よりカジュアルで気軽に楽しめる作りとなっていそうだ。
『Coffeehouse Simulator』はSteamにてPC向けに発売予定だ。