リアル重機操縦シム『Heavy Truck Simulator』発表。採掘から輸送から悪路滑走まで、UE5で泥々に描く


パブリッシャーのPlayWayは5月31日、重機操縦シミュレーション『Heavy Truck Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、本作は日本語表示に対応するようだ。

『Heavy Truck Simulator』は、プレイヤーが重採掘機・重採掘車を運転し、修理し、カスタマイズできるリアリスティックなシミュレーションゲームだ。プレイヤーは採掘企業を営み、さまざまな業務をおこなうことになる。鉱車を集めるところから、自分で運送するところまで、一つ一つの作業を自ら手がけるのだ。

また、日常業務をこなすにつれ、プレイヤーは多彩な乗り物や装置の修理をおこなうことになる。こうした乗り物や装置は、やるべき仕事によって選び取り、改造を施すことも可能だ。目標を達成することで、さらに鉱山・採石場・石切り場のネットワークを拡げ、自身のビジネスの範囲を拡大することができる。

重機は、パーツを付け替えることでさまざまな用途に転用できるようだ。圧砕機がついている部分のねじを外して、バケットに取り替え、パワーショベルとして利用するといったことも可能な様子。こうした作業も一つ一つ、プレイヤーの手でおこなうわけである。


とはいえ、採掘の仕事は簡単ではない。鉱石を採掘するだけで仕事は完了ではないのだ。プレイヤーは採取した鉱石を輸送しなくてはならない。しかし、プレイヤーの前には、困難な道程が待っている。たとえば、採石場では岩石が転がり落ちてくる危険が。ぬかるんだオフロードや、雨の降る沼地など、オープンワールドで広がる運航の難しい道を乗り越えなくてはならないのだ。こうした悪条件を乗り越えるためには、仕事に合わせて適切なツールを選択していく必要がある。ときには悪路が災いして、乗り物が破損することも。タイヤなど、損傷を受けている箇所をその場で修理するといった臨機応変さも必要になるようだ。

本作は物理演算にもとづき、リアルな重機の挙動が再現されている。Unreal Engine 5を用いて再現される写実的な車両や採石場の迫力も見どころの一つだろう。本作にはガレージも存在し、自身の車両を並べて展示することも可能なようだ。ちなみに、『Heavy Truck Simulator』にはシングルプレイヤー向けのキャンペーンモードも搭載されている。用意されたチャレンジを乗り越え、自身の採掘企業を拡大していくのだろう。


『Heavy Truck Simulator』はSteamにてPC向けに発売予定だ。