リアル系スケボーゲーム『Session: Skate Sim』9月22日に正式リリース決定。実在のスケートスポットでトリックを決める
デベロッパーのcreā-ture Studiosは5月31日、現在PC/Xbox Oneにて早期アクセス配信中のスケボーゲーム『Session: Skate Sim』について、9月22日に正式リリースすると発表した。これに合わせて、海外PS4/PS5版も配信開始するとのこと。
『Session: Skate Sim』は、リアル志向のゲームプレイを特徴とするスケボーゲームだ。Black HubbasやBrooklyn Banks、FDR Parkなど実在のスケートスポットも再現されたマップにて、自由に滑ったりビデオを撮影したりできる。一般的なスケボーゲームとは異なり、ミッションやスコアシステムは無し。スケボー文化の体験に焦点を置いているためで、またスケートボードやファッションのカスタマイズには実在メーカーのアイテムが用意されている。
ゲームプレイにおいては、左右のアナログスティックを両方使ってトリック(技)を出す操作を採用。各スティックがそれぞれ左右の足に対応し、実際のスケボーでの足の動きを表現している。従来のスケボーゲームと比較して複雑な操作が求められるが、忠実さを追求したこのシステムは、コアなスケボーゲームファンから高評価を得ることとなった。
本作は、2019年にPC版の早期アクセス配信が開始。2020年にはXbox Oneでも、早期アクセス配信にあたるGame Previewが開始された。その後開発が進められるなかでは、トリックやマップ、実在プロスケーターを再現したプレイアブルキャラクター、カスタマイズアイテムなどを追加。また、物理エンジンやリプレイエディタの改善などもおこなわれた。
今回の発表のなかでは、正式リリース版候補が完成したことも報告された。正式リリースに向けては、さらなるプレイアブルキャラクターやカスタマイズアイテム、マップ、トリックの追加を予定し、また既存マップの改善や物理アニメーションの改修もおこなうという。日本語が含まれるのかどうかは不明だが、翻訳作業もすでに開始しているとのことである。
『Session: Skate Sim』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)およびXbox One向けに早期アクセス配信中。そして9月22日に正式リリース予定だ。海外PS4/PS5版も同時配信されるとのことで、おそらくXbox Series X|S版もこのタイミングでリリースされることになりそうだ。