任天堂、『マリオカートストライカーズ』なるタイトルをユーザーに案内し謝罪。人気作同士の唐突な融合にファン面白がる

任天堂は5月27日、Nintendo Switch向け格闘スポーツゲーム『マリオストライカーズ バトルリーグ』のオンライン体験イベントを、6月4〜6日に実施すると発表した。しかし案内メールに誤りがあったようだ。

任天堂は5月27日、Nintendo Switch向け格闘スポーツゲーム『マリオストライカーズ バトルリーグ』のオンライン体験イベントを、6月4〜6日に実施すると発表した。このイベントについては、Nintendo Switchユーザーにはメールでも案内された。ただ、そこで任天堂は痛恨のミスを犯してしまったようだ。本日5月30日になって訂正メールが送付され、その内容がSNS上で注目を集めている模様である。


上の画像が、任天堂より送付された今回のオンライン体験イベントの案内メールだ。注目したいのは、その件名に記載された本作のタイトル名である。本作は『マリオストライカーズ バトルリーグ』。ただ、メールでは『マリオカートストライカーズ バトルリーグ』になってしまっていた。格闘技とサッカーを組み合わせたスポーツゲームである本作が、さらに『マリオカート』とも融合したかのような、夢が膨らむタイトル名となっている。

任天堂は5月30日に、訂正メールを送付。正誤表を付けてタイトル名の誤りを正したうえで、「お客様を混乱させ、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます」とコメントした。

この誤ったタイトル名については、案内メールが送付された当時にも一部で話題になっていたようだが、任天堂からの珍しい“お詫びメール”が届いたことで、より多くの注目を集めることに。SNS上では、違和感がなくて気づかなかったという人や、『マリオカート』の新作かと思ったという人、『ロケットリーグ』を連想した人、むしろ『マリオカートストライカーズ』を作ってほしいと希望する人など、面白がる人が続出することとなった。


さて、『マリオストライカーズ バトルリーグ』についてであるが、本作はサッカーと格闘技を組み合わせた新スポーツ「ストライク」をテーマにした作品だ。マリオやルイージ、クッパなどシリーズのキャラクターが選手として登場。サッカーをベースとしながら、タックルで相手を妨害するなどの格闘要素を導入していることが特徴となっている。

本作のオンライン体験イベント「マリオストライカーズ バトルリーグ ファーストキック」は、6月4〜6日に実施予定。オンラインでのチーム対戦を試すことができる。チームはフレンドと組むことも、ランダムマッチングで相手を探すことも可能。なお、選手は全10キャラクターから選択できるが、能力をカスタマイズするギアの購入や装着はできない。本作の基本を学ぶとともに、各キャラクターの得意なプレイスタイルや基礎能力を把握できるイベントとなるだろう。“表記間違い”がきっかけでも、関心は関心。これを機に同作をチェックしてみてほしい。

『マリオストライカーズ バトルリーグ』は、Nintendo Switch向けに6月10日発売予定だ。


※ The English version of this article is available here

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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