「未来ノワール」なハードボイルドADV『Let Bions Be Bygones』正式発表。ディストピアで消えた令嬢を探す 

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パブリッシャーのMicroprose Softwareは5月26日、ドット絵アドベンチャー『Let Bions Be Bygones』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 
 

 
『Let Bions Be Bygones』はポイント&クリック式のアドベンチャーゲームだ。ジャンルとして「フューチャーノワール・スリラー」を謳っている。舞台となるのは惑星Terrahive。企業ビルや宇宙エレベーターが幾重もの影を落とし、“古代の頭脳(ancient brains)”なる存在によって支配されている惑星だ。人々の欲望や腐敗、進歩、不死性などが渦巻く星でもある。 

そして主人公は、ハードボイルドな探偵であるJohn Cooper。人口過密の巨大都市におけるスラムにて、過酷な生活を送っている。あるときCooperは、行方不明となった高貴な生まれの少女を探すことに。はじめは簡単な事件に思われたが、やがて事態は思わぬ方向に動いていくという。ストーリーはあえてクリシェ(お約束)を用いており、よくあるキャラクターやプロットによる物語を展開しつつ、新たな挑戦やアイデア、ひねりを取り入れているという。 

本作における世界は未来のディストピアであり、金さえあればなんでも可能な世の中だ。貧富の差が激しく、富裕層は神のような存在である一方、中流層は裕福になろうとあがいている。そして貧困層はまったく異なる、一見自由な社会で生きているそうだ。『Let Bions Be Bygones』は中流層からやってきたCooperや、富裕層である依頼人と被害者を交えつつ、貧困層の無秩序な社会に軸足をおいて展開されるそうだ。そこでCooperはさまざまな人物を関係性を築き、ときに壊し、影響を与えながらストーリーが進んでいく。物語に登場するキャラクターは50人を超えるとのこと。 
 

 
プレイヤーは物語を通じて、さまざまな選択を下すことになる。そうした場面における選択肢は、4つの方向性によって分けられるそうだ。「論理的で科学的なアプローチをとる」「銃を使って冷酷な圧力をかける」「人々に共感し、つながろうとする」「やるべきことを冷笑的にこなす」といった分類が存在する。こうした異なる選択肢を選び取っていくことで、プレイヤーはさまざまな経験をし、ときには厳しい結果をもたらす選択を迫られることもあるそうだ。本作に登場する選択は、のべ1000個を超えるという。 

探索場所としては20か所以上が登場する。ネオン瞬く街中や漢字の看板が立ち並ぶオリエンタルなストリート、薄暗いバーなど、都市のさまざまなロケーションが舞台となるようだ。こうした場所を探索するなかでは20種類以上のサイドクエストに出会うこともあり、物語をより深めるという。Steam実績としては100種類以上を収録する。 

そして、プレイヤーの選択によって物語はまったく異なる結末を迎えるそうだ。エンディングは5種類“以上”とされており、プレイヤーの選択によって幕引きには無限のバリエーションがもたらされるという。未来のディストピアでの仮想的極限状態において、人類の根源的な恐怖のひとつがいかに扱われるか、という点が本作における物語のテーマだそうだ。 
 

 
『Let Bions Be Bygones』の開発を手がけるのは、インディースタジオBohemian Pulp。創設者であるDjordje Markovic氏が率いるスタジオで、『Let Bions Be Bygones』の開発には5人のコアメンバーが携わっているそうだ。同作はスタジオの処女作であり、今後は力強いナラティブと素晴らしい雰囲気を軸とする哲学のもと、ゲームを作り続けることを目標としているとのこと。 

『Let Bions Be Bygones』はSteamにてPC向けに発売予定だ。 

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