アクションRPG『聖塔神記 トリニティトリガー』正式発表、9月15日発売へ。3つの発見が鍵となるファンタジー冒険譚


フリューは5月26日、『聖塔神記 トリニティトリガー』を正式発表した。リリース時期は9月15日が予定されている。価格はパッケージ版/ダウンロード版とも税込8580円。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/PS5。本日よりNintendo Switch向けに特別体験版も配信されている。期間は6月30日まで。追ってPS4版の体験版も配信されるようだ。 

先日5月20日に、PROJECT-TRITRI(仮)なるティザーサイトが公開されていたが、その正体は『聖塔神記 トリニティトリガー』だったというわけだ。
 

 
『聖塔神記 トリニティトリガー』は、アクションRPGだ。舞台となるのは、秩序の神々と混沌の神々が世界の覇権をめぐって争っている時代。武器が地上に落ち世界崩壊が始まったことから、神たちは代理者の対決によって勝者を決めることにした。小さな村で暮らしていた青年シアンは、混沌の戦士に選ばれたことで、運命に抗う旅に出る。 

本作では「3つの発見」がテーマとされており、大人から子供まで、何かを「発見」したときのワクワク感や高揚感が味わえるという。まずはバトルでの「発見」。8つの武器を切り替えながら戦うほか、状況に応じてプレイヤーキャラクターも切り替えて危機を乗り越えることとなるそうだ。武器ごとに連続技の編成や装備品「マナタイト」を設定して好みのスタイルでバトルを楽しめる。敵の弱点となる武器を「発見」することが攻略のカギとなるという。 

続いての発見は、フィールドでの「発見」。一見すると行き止まりに見える場所も、一歩踏み込んでみると隠された通路を「発見」することができるという。不自然に置かれた物や、フィールドで目にする違和感など、謎解き要素も満載だそうだ。そして最後に、街での発見。街で出会う人々の会話の中に「発見」がたくさん隠されているという。会話をして、前の街に戻ると、変化が起きていることも。ひとつひとつの会話も何かのヒントになっているかもしれないそうだ。
 

 
ロケーションとしては、「自然豊かな森」「凍えそうな雪原」「流砂うずまく砂漠」など、バリエーション豊かなRPGらしい舞台が登場するようだ。それぞれの環境に合わせたモンスターも登場し、氷の世界には剣が効きにくそうな氷に覆われた敵、沼地には毒を持っていそうな敵などが出現。エリアから敵の特性を想像して旅の準備をする必要が出てくるそうだ。 

また本作では直感的に武器の変更やアイテムを使用できるリングチェンジシステムを採用。キャラクターチェンジやトリガーストライクも駆使してバトルを有利にできる。このほか、最大3人までのローカルマルチプレイ対応。役割分担して協力することで、強敵にも挑戦できる(オンラインマルチプレイには対応しない)。 

本作には実力派スタッフが携わる。世界観やビジュアルデザインには、かつて『聖剣伝説3』のキャライラストなどに携わり、幅広いアニメなどでも作画監督やキャラデザをする結城信輝氏。キャラクターデザインには、『ゼノブレイド』で一部キャラやボス、装備などをデザインした風間雷太氏が参加。シナリオと世界観設定では、『ブレイブリーデフォルトII』や『オクトパストラベラー』でもシナリオ・世界観設定に携わったF.E.A.R.の久保田悠羅氏が参加。 
 

 
音楽は、『聖剣伝説2』『聖剣伝説3』の音楽を手がけ、現在でもさまざまな作品に楽曲提供している菊田裕樹氏が担当。そのほか、トリガーのデザインでは、『ポケモン』のデザインをしてきた、にしだあつこ氏・北風友裕氏・水谷恵らが名を連ねている。開発を担当するのは、スリーリングス。『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』や『暗殺教室 アサシン育成計画!!』などの開発を手がけた、横浜のゲームスタジオである。 

聖塔神記 トリニティトリガー』Nintendo Switch/PS4/PS5向けに、9月15日発売予定だ。価格はパッケージ版/ダウンロード版とも税込8580円となる。