“ゲームの階段のぼり描写”が注目集める。結果、セガはやたら階段に強かった

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ゲームの階段のぼり描写が、今注目を集めている。きっかけとなった経緯には「ゲームの階段のぼり描写」を特集するTwitterアカウントclimbing stairs in video gamingの存在があるようだ。さまざまなゲームの階段が、かつてないほど凝視されている。Polygonが報じている。

現実世界と同様に、さまざまなゲーム内に階段が存在する。その階段は種類もかたちもさまざまだ。そして、その階段をプレイヤーキャラが“どのようにのぼるか”も多種多様。Twitterアカウントclimbing stairs in video gamingでは、そうした階段をキャラがのぼる姿が紹介されている。


特集されているゲームはさまざま。2D表現を用いた『十三機兵防衛圏』や、2Dと3Dを組み合わせた『グランディア』『クロノクロス』の階段のほか、数多くの3Dゲームの階段が紹介されている。3Dゲームとしては『FF14』から『原神』、『ノーモアヒーローズ』『モンスターハンターライズ』まで、幅広い。そしてそれらの作品の多くは、キャラの足が階段に合わせて置かれない。つまり、階段向けのモーションは用意されず、あくまで通常の地面を登っていくようなアニメーションである。


その中で、やたらと個性を発揮しているメーカーがいる。セガだ。セガのゲームはやたら階段描写に強い。『シェンムー』は1999年にしてすでに、階段をのぼる際に、段ひとつひとつに足が置かれるという、丁寧な描写を実現している。時代を先駆した『シェンムー』らしい表現だろう。さらに『龍が如く7 光と闇の行方』や『JUDGE EYES:死神の遺言』でも、“正確な階段のぼり描写”を実現。『JUDGE EYES:死神の遺言』にて、キムタクがエスカレーターの一段一段に丁寧に足を置いていく動画は大きく注目を集め、2000以上RTされている。


セガといえば、『PSO2 ニュージェネシス』のクローズドβテスト時に、段差のある場所で、高さに合わせて足の位置が変わることで話題を集めた。すべてのタイトルでこうした細かい表現があるわけではないが、セガが階段描写にやたらと強いことが確認できる事例であるといえる。そのほかclimbing stairs in video gamingアカウントでは紹介されていないものの、『メタルギアソリッド』シリーズや『レッド・デッド・リデンプション』シリーズが、階段描写に強いと報告されている。リアリスティックな描写にこだわられている作品は、階段表現も細かい傾向にあるだろう。


階段描写についてどこまで凝るかは、ゲーム会社それぞれ違うだろう。階段描写は凝りだすとキリがない。複雑なアニメーション制御や物理演算の調整、フィールド自体の調整もいりそうだ。細かい描写である一方で、こだわるととにかく工数がかかるとされている。そうしたアニメーションに凝るぐらいならば、ほかの描写に力を入れるという判断を下すのは合理的でもある。凝ってないことが悪いことなのではない。階段描写が用意されているか否かは、良し悪しというより、開発会社ごとの個性と見るのがよさそうだ。あるいは、セガのようにその会社ごとの階段描写のノウハウを感じられるかもしれない。

現在特集されているゲームはまだ少数。『The Last of Us』シリーズなど、階段描写に強いタイトルが今後紹介されていくだろう。セガの階段描写を打ち破る作品/会社は出てくるのだろうか。気になる方は、同アカウントをフォローしておこう。

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