Nintendo Switch『エリックじいさんの不思議なブレスレット』5月26日発売へ、日本語対応。ノルウェーの島国でひと夏の冒険譚
国内のパブリッシャー・グラビティゲームアライズ株式会社は5月20日、『エリックじいさんの不思議なブレスレット』を5月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、価格は税込990円。
『エリックじいさんの不思議なブレスレット』は、少年のひと夏の思い出を描く3Dアドベンチャーゲームだ。主人公は17歳の少年ジェスパー。彼はあるとき、祖父エリックの形見である不思議な力をもつブレスレットを引き受ける。そしてブレスレットの秘密を探るべく、ジェスパーは祖父が青年時代まで暮らしていたという小さな島へ旅に出ることに。島で出会う少年少女たちとともに、夏休みの小さな冒険が描かれる。
エリックのもつブレスレットは、不思議な魔法の力を有している。特定のオブジェクトに向かって力を放つと、対象に影響を及ぼすことができるのだ。倒れてしまった銅像を起こしたり、崖に挟まった大岩を動かしたり、通常ではできないアクションを通じて冒険の道を切りひらいていくのだ。島には、さまざまな住民が暮らしている。こうした住民たちと出会い、ちょっとした頼まれごとをすることも。お使いのなかでは、島を探索したり、ブレスレットの力を活用したりと、工夫を凝らして人助けをしていくこととなる。
そして島で出会う同年代の仲間たちが、キャロラインとハーモッドだ。島での暮らしを愛し、復興に向けて夢を抱くキャロラインと、島の外の生活に憧れ、悶々とした日々を送るハーモッド。彼ら・彼女らとの交流を通じてさまざまな思い出を作ることも、『エリックじいさんの不思議なブレスレット』の楽しみの一つだ。
本作においては、ジェスパーは、何度も選択を迫られる。 ときには他愛もない選択であることもあれば、決断に迷う選択肢が提示されることもあり、さまざまな分岐が立ちはだかるのだ。物語は、選んだ選択肢によって異なる展開を見せる。そして物語は選択によって異なるエンディングを迎えるマルチエンディング方式を採用しているため、遊ぶごとに別の選択肢を選んで楽しんでみるのもいいだろう。
『エリックじいさんの不思議なブレスレット』の開発を手がけたのは、インディースタジオmachineboy。ノルウェーに拠点をおくMattis Folkestad氏によるスタジオだ。同氏は過去作として、『少女と宇宙の物語 Milkmaid of the Milkyway』を手がけている。いずれの作品もノルウェーを舞台とした物語が展開。『エリックじいさんの不思議なブレスレット』においても、北欧の美しい自然を舞台とした冒険が描かれる。
『エリックじいさんの不思議なブレスレット』は5月26日、Nintendo Switch向けに発売予定だ。なお『少女と宇宙の物語 Milkmaid of the Milkyway』もまた、日本語に対応し同日Nintendo Switchにて発売予定である。