Nintendo Switch版『NEEDY GIRL OVERDOSE』発表、10月27日発売へ。インターネットの闇に呑まれる配信者育成ADV

 

WSS playgroundは5月21日、『NEEDY GIRL OVERDOSE』Nintendo Switch版を発売することを発表した。リリース時期は10月27日が予定されている。価格はパッケージ版が税込4378円、ダウンロード版が税込2640円。 
 

 
『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、配信者を目指す女の子との生活を描くマルチエンディングADVだ。主人公は、ちょっと承認欲求が強めな少女あめちゃん。彼女は最強のインターネットエンジェルを目指し、「超絶最かわてんしちゃん」としてインターネット上で配信活動をおこなう。プレイヤーは、あめちゃんの恋人兼プロデューサーである「ピ」としてサポートをおこない、超絶最かわてんしちゃんが配信者のトップになる手助けをすることとなる。 

本作にてプレイヤーは、あめちゃんの生活にさまざまな口出しをしていく。昼~夕方は、ゲームをしたり、おでかけしたり、動画サイトを観たりと数々のアクティビティをこなす。こうした活動をすることで、配信のためのネタを発見することが可能だ。毎日の行動の結果は、SNSにてあめちゃんの表アカウントと裏アカウントでつぶやかれる。一方、夜になると配信が可能。日中の行動に応じて、ネットロアや陰謀論など、多彩なネタを用いて配信をおこなうことができる。そして配信の結果は、フォロワー数の増加に反映されるのだ。視聴者にウケる配信を重ね、フォロワー100万人を目指すことが目的の一つとなる。 
 

 
単純に配信を繰り返すだけでは、最強のインターネットエンジェルにはなれない。あめちゃんは、配信をおこなうごとに精神状態が悪化していく。「ストレス」「やみ度」などのパラメータが設定されており、これらの数値が振り切ると破滅を迎えるエンディングとなってしまうのだ。そのため、昼間にデートをしたり、ちょっぴりえっちなことをしてあげたり、「ストレスが消えていくヤツ」を与えたりと、メンタルを支える活動も重要となる。またプレイヤーに対する「好感度」も存在するものの、こちらもバランスのよい管理が大切だ。 

『NEEDY GIRL OVERDOSE』は2022年1月21日にSteamにてリリース。そして4月には、世界累計販売本数35万本を達成したことを報告した。Steamストアページの評価件数は1万1000件以上を集め、ステータス「圧倒的に好評」を獲得している。昔懐かしいインターネットのパロディを含んだ小ネタの数々や、厄介ながらも可愛らしいあめちゃんのキャラクターなどが、高い評価を得ているようだ。 
 

 
『NEEDY GIRL OVERDOSE』Nintendo Switch版は10月27日発売予定。価格はパッケージ版が税込4378円、ダウンロード版が税込2640円となる。なお、パッケージ版初回特典には、A4ファンアートブックとサウンドトラックCDが付属。ほかにも各販売店舗限定の特典が用意されるとのことだ。またSteam版については、5月28日まで割引セールを実施中。定価の10%オフとなる1512円で本作を入手できる。今後、Nintendo Switch版にあわせて新しいエンディング・JINE(アプリでのメッセージ)・クソリプなどの要素も追加されるそうだ。