BANDAI NAMCO Europeは5月20日、『DreamWorks ドラゴンズ:9つの王国の伝説』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。リリース時期は2022年秋が予定されている。Steamストアページによれば本作は日本語表示に対応するようだ。またSteam版は9月23日発売との記載がある。
『DreamWorks ドラゴンズ:9つの王国の伝説』は、映画「ヒックとドラゴン」シリーズのスピンオフ「Dragons: The Nine Realms」を題材としたゲームとなるようだ。主人公はドラゴンのサンダー。サンダーは、いなくなった自身の家族を探して、世界を旅することになる。
舞台としては、氷、炎、闇といったテーマのステージが存在。それぞれの世界が繋がっており、探索を進めることになるようだ。サンダーはこうしたステージを、自由に飛び回ることができる模様。トレイラーからは、足場のないステージを飛行している様子が見られる。高低差のある崖を乗り越えるなど、立体感のあるアクションも可能なようだ。ステージでは、緑色の結晶を集める様子も見られる。
サンダーの武器はそのスピードと尻尾、そしてかぎ爪だ。飛行中でもシームレスに敵を攻撃することができる。さらにブレスを吐くことで、離れた位置にいる敵を攻撃することも可能。ステージでは道を塞ぐ大岩をブレスで破壊するなど、ギミックも用意されているようだ。また、本作ではサンダー以外のドラゴンも登場。プラウホーン、ウー&ウェイ、フェザーズといった仲間も登場する。それぞれのドラゴンは、いつでも自由に切り替えが可能だそうだ。
本作には、ドラゴンを成長させる要素も存在する。経験を積むことで、スピードや力、賢さをレベルアップさせることができるという。また公式サイトの動画を見ると、ドラゴンはアップグレードすることでスキルをアンロックできるようだ。アップグレードはドラゴンごとに存在し、たとえばサンダーは、ブレスの弾がより大きく、威力が強くなるSavage Breath。プラウホーンは炎の弾を打ち出せるようになるFlaming Lodgie。ウー&ウェイは尻尾攻撃で広範囲に炎の波を起こすFire Slash。フェザーズはかぎ爪による攻撃力が高まるConfusing Movesを習得することができる。
本作の開発を手がけるのは、 スペインを拠点とするスタジオaheartfulofgames。これまでに、スタジオオリジナル作品としては3Dアクション『Heart&Slash』を2016年にリリース。また「ヒックとドラゴン」のアニメーションスタジオDreamWorksとのコラボレーションとしては、2021年に乗馬アドベンチャー『DreamWorks Spirit Lucky’s Big Adventure』を発売した。『DreamWorks ドラゴンズ:9つの王国の伝説』はaheartfulofgamesとして、 DreamWorksと二度目の協働作品となるわけだ。
『DreamWorks ドラゴンズ:9つの王国の伝説』はPC(Steam)および海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに2022年秋発売予定。