吸血鬼オープンシナリオADV『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』8月18日に発売へ。偽りと真実を嗅ぎ分ける選択が運命を変える
DMM GAMESは5月19日、オープンシナリオ・アドベンチャーゲーム『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』国内版を8月18日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、価格は7920円(税込)。PS4/PS5向けにはパッケージ版も発売予定で、本日より予約受付が開始されている。
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』は、人気TRPG「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」をもとにしたアドベンチャーゲームだ。プレイヤーの行動によってストーリーが分岐するオープンシナリオを採用し、リアルかつ過激な描写によって、ダークな世界観を楽しめる作品だという。ちなみに、本作のCEROレーティングはZ(18才以上のみ対象)となっている。
本作の世界にはヴァンパイアが実在しており、舞台となるボストンには、強大な権力と影響力をもつヴァンパイア組織カマリリャが存在する。ボストン カマリリャの新しい公子であり“白鳥”の異名で知られるヘーゼル・イヴェルセンは、その力を行使し、ヴァンパイアの存在を知らない人間のために作られた掟“マスカレード”を守ることを決意。陰謀や殺人、勢力争いが渦巻くなか、不穏なミッションはやがて、ボストン全体を混沌の世界へと変えていくこととなる。
本作にてプレイヤーは、100年以上生きている3人のオリジナルヴァンパイアとして行動する。そのひとりレイシャは、預言者の異名をもつヴァンパイアだ。彼女は複雑な人間関係のなかにおいて、娘を何としても守りたいと願っている。ガレブは、権力・富・不死を手にし、ボストンにおいてもっとも恐れられているヴァンパイアのひとり。そして3人目の主人公であるエメムは、かつてジャズの歌姫だった人物である。
彼らは「威嚇」「そそのかし」「隠密」など、それぞれ異なる能力を持ち合わせており、さらにプレイスタイルに合わせてアップグレードが可能。ゲームプレイにおいては、それぞれの視点と個性を活かし、偽りと真実を嗅ぎ分けていくことになるという。
また、ミッションや他キャラクターとの交流などにおいてプレイヤーが取った行動に応じて、ゲームがどのように進行するのか結果は大きく変化。それぞれのキャラクターや、ボストン カマリリャの運命は、プレイヤーの選択ひとつひとつに委ねられる。
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに8月18日発売予定だ。PS4/PS5向けパッケージ版は本日より予約受付が開始されており、予約特典として、ゲーム内スキンパックをダウンロードできるコードが同梱。さらに特製ロゴステッカーも付属する。詳細は公式サイトおよび各小売店を確認してほしい。
なお本作については、これまでNintendo Switch版の発売も予告されていたが、今回の発表では言及されず。公式サイトにも同バージョンについての記載はみられない。この点について弊誌がDMM GAMESに確認したところ、Nintendo Switch版の国内での発売時期は未定であり、決定次第案内するとのこと。見通しとしては、海外版が発売された後に国内発売することになるそうだ。
ちなみに海外では、パブリッシャーのNaconよりPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版が本日発売。PC(Epic Gamesストア)向けのリリースもおこなわれている。一方Nintendo Switch版はというと、2022年内に遅れて配信されるという。海外でも明確なリリース時期が定まっていないために、日本版は上述したような対応となっているようだ。続報を待ちたい。