猪突猛進アクション『ANTONBLAST』発表。『ワリオランドアドバンス』の影響受ける破壊ハンマーゲーム

Summitsphereは5月17日、2Dアクションゲーム『ANTONBLAST』を発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch。『ワリオランドアドバンス -ヨーキのお宝-』から影響を受けている。

デベロッパーのSummitsphereは5月17日、2Dアクションゲーム『ANTONBLAST』を発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switchで、2023年10月配信予定。現在同スタジオは、本作のKickstarterキャンペーンをおこなっており、その結果によってはPlayStation/Xboxプラットフォームでの展開も検討するとのこと。

『ANTONBLAST』は、開発元Summitsphereが昨年リリースし好評を得たアクションゲーム『Antonball Deluxe』の続編だ。『ワリオランドアドバンス -ヨーキのお宝-』から影響を受ける作品であり、ゲームボーイアドバンス時代を思わせるドット絵グラフィックが特徴のひとつ。また、『メトロイド ドレッド』や『Cuphead』などの近作からも影響を受けて開発しているという。

本作の主人公は、解体工のDynamite Anton。赤ら顔ライバルのSatanに、大切にしているSpiritsと呼ばれる宝を盗まれたため、AntonはSpiritsを取り返して復讐すべく立ち上がる。本作には9つのステージが収録予定で、市街地から始まり、最終的にはSatanの拠点である地獄に乗り込むこととなる。


本作はサイドビューのアクションゲーム。Antonは巨大なハンマーを武器としており、何でも破壊しまくる爽快感あるゲームプレイが特徴となっている。ステージ内には破壊可能なブロックがあらゆる場所に配置され、ハンマーで破壊しながら道を切り拓き、コインを獲得していく。また、空中で振り回したハンマーを地面に叩きつけると、通常よりも高くジャンプ可能。そうしたアクションも駆使しながら、敵を倒しステージを進んでいく。

ステージは一部奥行きのある構成になっており、ジャンプ台のようなものを使って背景にあるエリアに移動可能。ほかにも任意にアクセスできるエリアやルートの分岐などもあり、ちょっとした探索要素が用意されている。そしてステージの最後まで到達すると、ステージ全体を吹っ飛ばす時限爆弾をセット。来た道を引き返し、制限時間内にスタート地点までたどり着くことができればクリアだ。


本作には、ハードモードやボスラッシュモードなども用意し、リプレイ性を高める計画とのこと。また、現在実施中のKickstarterキャンペーンにてストレッチゴールを達成できれば、ストーリーモードやタイムアタックモードなども追加するという。本稿冒頭で触れたPlayStation/Xboxプラットフォームでのリリースも、ストレッチゴールのひとつとなっている。

『ANTONBLAST』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2023年10月配信予定。またitch.ioでは、本作の体験版が配信中だ。Kickstarterキャンペーンが成功した場合、20ドル(約2583円)以上を出資していると本作を入手できる。本作の開発に参加できる出資プランも用意されているようだ。詳細はキャンペーンページを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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