マルチエンドホラー『Oxide Room 104』6月17日発売へ。狂気モーテル脱出まで続く生死のループ

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デベロッパーのWildSphereは5月13日、ホラーアドベンチャー『Oxide Room 104』を6月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および、海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。Steamストアページによれば、本作は日本語表示に対応するようだ。 
 

 
『Oxide Room 104』は、脱出ゲームとアクション要素を組み合わせた、シングルプレイ向けのホラーゲームである。主人公は、マシューという名の男。彼はあるモーテルの104号室にて、バスタブのなかで目を覚ます。服は着ておらず、けがをしており、何が起きたのかも分からない状態だ。何らかの取引に失敗したことは記憶しているものの、まずはモーテルから脱出しなくてはならない。プレイヤーは、恐ろしいクリーチャーや冷酷な科学者といった存在と対峙しながら、謎のモーテルを脱出することを目指す。 

本作では、事態を解決するためにさまざまな手段をとることができる。プレイヤーのアクションは、ときに主人公の知覚を変えてしまったり、予想だにしない突然の結果をもたらしたりすることもあるそうだ。誤った行動が生死を分けることもあるという。ストーリーはプレイヤーの行動に応じて複数のエンディングに分岐するようだ。ただし、無事にモーテルを脱出できるグッドエンドは1種類だけのようである。遊ぶたびにさまざまな選択に直面するため、リプレイ性の高さも特徴の一つだという。 
 

 
プレイヤーは、モーテルのなかでさまざまな物にインタラクトすることが可能だ。モーテルには、利用できるさまざまなアイテムが存在する。地図や謎解きの手がかり、あるいは身を守るための道具など、探索を通じて役立つ物を獲得していこう。モーテルのなかには謎解き要素もあるようだ。トレイラーからは、チェストのダイヤル錠を合わせて鍵を入手する、脱出アドベンチャーらしいシーンも確認できる。 

探索を続けるなかでは、事故的に、あるいは脅威の手によって、マシューが命を落としてしまうこともある。そうした場合、マシューは104号室に戻され、バスタブのなかで復活することになる。死亡と復活を繰り返しながら、最善のルートを探していくことになるのだろう。ただし、復活するうえでは何らかの代償を支払う必要もあるそうだ。 
 

 
本作の開発を手がけるのは、スペインのデベロッパーWildSphere。過去作としては、オープンワールドシューター『Timothy vs the Aliens』や横スクロールアクション『Naught』などを手がけてきた。比較的デフォルメの効いた作風でタイトルを展開してきたスタジオだが、『Oxide Room 104』では写実的なホラー表現に挑むようだ。 

『Oxide Room 104』はPC(Steam)および、海外PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに6月17日発売予定。パブリッシャーPerp Gamesの協力のもと、一部コンソール版はパッケージ版もリリースされるようだ。コンソール版の日本展開については明らかになっていない。 

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