ちいさくてかわいい会話シム『Wish Talk』発表。自由に打ち込める会話システムでおもちゃの住民たちと交流 

 

デベロッパーのTipToe Gamesは5月12日、ソーシャルシミュレーション『Wish Talk』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 
 

 
『Wish Talk』は、魔法の島を舞台とするソーシャルシミュレーションゲームだ。島には、捨てられたおもちゃの住民たちが暮らしている。プレイヤーはこうした住民たちと会話し、交流しながら生活を送るのだ。 

本作におけるキャラクターとの会話は、最新のディープラーニングAIによって組み上げられるという。あらかじめ決まった選択肢を選びながら会話するのではなく、プレイヤーは自身がキャラクターに話したい内容を直接テキストボックスに打ちこむことができる。たとえばキャラクターに好きな食べ物を聞かれたとき、「ピザが好き」という言葉を打ち込むと、それに応じてキャラクターが「ピザを一緒に食べに行こう」と反応してくれるのだ。プレイヤーが発言した内容に応じて変化するキャラクターとの会話を楽しむことが、『Wish Talk』の醍醐味となっている。会話時は、マイクを通じて音声入力することもできるそうだ。 
 

 
おもちゃの住民たちは、ときに傷ついたり、破れてしまったりすることがある。そうした場合、プレイヤーは住民を修繕してあげることが可能。新しい見た目にして、ゲームなどを一緒に楽しむことができる。また、プレゼントや特別な洋服をクラフトし、住民に贈ることも可能だ。クラフトの材料は島のさまざまな場所で見つかるという。 

また、プレイヤーは特別なごちそうを用意して、おもちゃの住民を元気づけることができる。こうした交流を進めるなかでは、おもちゃの住民が魔法の島へやってくることとなった経緯の手がかりを知ることにもなるとのこと。たとえばウサギのぬいぐるみであるDaisyは、Maggieという心優しい女の子のおもちゃだったが、家族がDaisyを落としてしまったことで離れ離れになってしまったそうだ。住民の秘めたる物語を知ることで、最終的には、いなくなった家族を探す手助けをしてあげることもできるという。 
 

 
『Wish Talk』はPC(Steam)向けに発売予定だ。