『ゴッサム・ナイツ』ナイトウィングとレッドフードのゲームプレイ映像公開。PS4/Xbox One版は発売中止に

WB Gamesは5月10日、『ゴッサム・ナイツ(Gotham Knights)』の最新ゲームプレイ映像を公開した。またこれに合わせて、『ゴッサム・ナイツ』のPS4/Xbox One版の発売中止も発表している。

WB Gamesは5月10日、『ゴッサム・ナイツ(Gotham Knights)』の最新ゲームプレイ映像を公開した。またこれに合わせて、本作のPS4/Xbox One版の発売中止も発表している。可能な限り最高のゲーム体験を届けるための判断とのこと。本作は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売されることとなる。

本作は、バットマン亡き後のゴッサム・シティを舞台にするオープンワールド・アクションRPG。主人公は、バットガール・ナイトウィング・レッドフード・ロビンの4人だ。彼らは新たなダークナイトとなり、ゴッサム・シティの5つの区画をパトロール。富裕層で構成される秘密結社「梟の法廷」が新たな動きをみせるなか、街の犯罪行為を阻止し、混沌の淵からゴッサムを救うことを目指す。
 

 
今回公開された映像では、『ゴッサム・ナイツ』のゲームディレクターを務めるGeoff Ellenor氏の解説とともに、ナイトウィングとレッドフードのゲームプレイが披露された。

本作の各主人公は、ゴッサム・シティをパトロールする際に役立つ独自の移動手段をアンロック可能で、ナイトウィングにはFlying Trapezeと呼ばれるグライダーが用意される。空を滑空する彼は、ギャング組織のひとつRegulatorsがハッキング犯罪を試みている現場を発見し急行。ナイトウィングはアクロバティックなバトルスタイルが特徴で、フィールドを縦横無尽に移動しながら、近接攻撃やスキルを駆使して戦っている。

本作はソロプレイに加え2人協力プレイも可能ということで、映像ではナイトウィングのバトルにレッドフードが途中参戦している。協力プレイは、いつでも参加・退出可能だ。レッドフードは、エネルギーを足場にして空中をジャンプできるMystical Leapという移動手段をもつ。そして、銃を武器にした遠距離攻撃を得意とする。
 

 
敵への攻撃やドッジロールが成功すると、モメンタムバーと呼ばれるゲージが上昇。満タンになると、強力なアビリティを発動できる。攻撃やコンボをタイミングよくおこなうことで、ゲージはより早く上昇するという。ちなみに、画面上のUIにどういった情報を表示させるかはカスタマイズ可能だそうだ。

映像ではこの後、レッドフードがバイクに乗って敵のトラックを追走する場面も紹介。ゴッサム・シティの各地で発生するこうした犯罪行為は、いわばミニゲームのようなかたちで存在しており、それぞれに独自のルールやメイン・サブ目標が設定されるとのこと。そして事件を解決すると、経験値などを獲得できるようだ。
 

 
主人公たちの拠点であるベルフライも紹介された。ここではバットコンピュータにアクセスして確認できるマップから、街に点在するチャレンジに挑戦したり、物語を進めたりできるという。映像では、ナイトウィングにて次に挑む調査ミッションを選択する様子がみられる。

ベルフライではこのほか、入手した設計図や素材をもとにした装備品のアップグレードも可能。ミッションの内容に合わせて強化することが、攻略のカギとなるようだ。また、設計図にはそれぞれ異なるステータスが設定されており、その選択によって好みのプレイスタイルなどを表現できるという。
 

 
そして映像後半では、FastBatという飛行装備でファストトラベルしたのち、先ほど選択した調査ミッションに挑む様子が披露されている。ある施設に潜入したナイトウィングは、ステルスプレイで敵を静かに仕留め、ARビジョンにて周囲を調査。ARビジョンは、パズル要素や謎解きのヒントを探すために役立つ、一種の透視能力だ。

同じミッションをレッドフードでプレイする様子も紹介された。舞台となるPowers Clubは、実は梟の法廷に関連した施設。レッドフードは、梟の法廷によって改造され強化されたタロングラディエーターというボスとの死闘を繰り広げたのち、巧妙に仕組まれた罠にかかってしまう。
 

*昨年10月に公開された、梟の法廷を紹介するトレイラー

 
ゴッサム・ナイツ(Gotham Knights)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月25日発売予定だ。なお本稿冒頭で触れたように、これまで予定されていたPS4/Xbox One版については発売中止となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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