ニール・ブロムカンプ監督参加のバトルロイヤル『Off The Grid』発表。150人が参加する物語主導の死闘 


Gunzilla Gamesは5月5日、バトルロイヤル『Off The Grid』を発表した。対応プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。リリース時期は2023年が予定されている。本作には、映画「第9地区」などで知られるニール・ブロムカンプ監督が開発に関与するという。 
 

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『Off The Grid』は、ディストピア的な未来を舞台にした、サイバーパンクスタイルのシューターだ。物語の進行に重点を置くことで、ジャンルを進化させることを目的としているという。本作のチーフビジョナリーオフィサーとしては、ニール・ブロムカンプ氏が参加。また脚本家としては、SF作家のリチャード・キングスリー・モーガン氏を起用する。くわえて、エグゼクティブナラティブディレクターとして、『Far Cry』『Assassin’s Creed』の開発に参加した経験のある業界ベテラン、オリバー・ヘンリオット氏が参加するという。 

『Off The Grid』の舞台となるのは、アステロイドの採鉱地へつながる宇宙エレベーター。ここで、3つの派閥に所属する150人のプレイヤー同士が戦うPvPが展開される。同時にPvE要素も用意されており、ほかのプレイヤーがいるのと同じマップでリアルタイムに、ストーリーラインに沿ったミッションが繰り広げられるそうだ。こうしたミッションには、対立する派閥同士の正反対の目的のミッションなども含まれるという。こうしたミッションが絡み合うことで、より大きな物語に影響を与えるそうだ。
 

 
またゲーム内では、プレイヤーがクラフトやカスタマイズをおこない、ゲーム内のアイテムを互いにトレードするという要素も用意されているそうだ。企業同士の戦いに巻き込まれるなかで、ヒーローと悪役の境界線が曖昧になるような物語が待ち受けているという。 

ブロムカンプ氏は今回の発表に際して、コメントを寄せている。『Off The Grid』では、プレイヤーの進行に応じた深みをもたらすことで「バトルロイヤル2.0」を作り出すだけでなく、独自の生命をもった、プレイヤーがゲームを遊ぶたびに予想外の方向へ変化していく進化する世界を作り出すことを野心としていると述べた。また、バトルロイヤルの核心となるセッションの流れや、深みのある物語体験に対する革新的なアプローチによって、ゲームのそれぞれの要素に意味を付与したと言及。プレイヤーが繰り返し『Off The Grid』の世界を訪れても、いつも新たな発見や探索が待っている作品になっているという。 

『Off The Grid』は2023年、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定だ。