時間操作系ハードコアFPS『The Cleaner』Steamにて5月6日配信へ。『Hotline Miami』『SUPERHOT』の影響受ける、死んで覚える高難度作品
デベロッパーのDystopia Corpは4月30日、FPS『The Cleaner』を5月5日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本では時差の関係で5月6日に配信される。
『The Cleaner』は、『Hotline Miami』や『SUPERHOT』、また映画「ジョン・ウィック」から影響を受けて開発されたFPSだという。“陳腐な物語”やカットシーンなどの要素は存在せず、ただプレイし、死んではリトライを繰り返すハードコアな作品とのこと。
本作にてプレイヤーは、訓練された“掃除屋”として任務に挑む。倉庫のような施設内やカジノ、あるいはどこかの邸宅やコンテナヤードなどを舞台にした薄暗いステージにて、待ち受ける敵を始末していくのだ。本作では、1発でも被弾すれば即死亡。何度もリトライしながら、敵の配置を把握していくことになるだろう。
また、ピストルやショットガン、SMGなどさまざまな銃器が登場するが、どれもリロードは存在せず使い切り。弾を補充する代わりに、倒した敵から随時銃を奪っていくゲームプレイとなる。どのタイミングでどの銃と交換するのかも、攻略のカギとなりそうだ。
主人公には、時間をスローにできる特殊能力が備わっている。多数の敵が存在するなか、この能力を駆使して常に先手を打っていくことで活路を見出すのだ。おそらく、何らかのリソースを消費することで発動できるものと思われるが、現時点では詳細は不明。また、ステージ内には爆発するドラム缶が設置されていたり、ガラス床の上に敵が立っていたりすることもあり、そうした環境も上手く活用することが求められそうだ。
1ヒット1キルの緊張感は『Hotline Miami』に通じるものがあり、時間がゆっくり流れるなか、倒した敵が所持していた銃を空中でキャッチしていくあたりは『SUPERHOT』を彷彿とさせる。また、主人公の軽快な立ち回りは「ジョン・ウィック」を意識しているのかもしれない。ザラついた質感のビジュアルも印象的である。
『The Cleaner』は、PC(Steam)向けに5月6日に国内配信予定だ。