混沌の手紙ADV『√Letter ルートレター Last Answer』Nintendo Switch版が500円の大安売り中

 

角川ゲームスは4月21日、『√Letter ルートレター』シリーズの全世界販売累計本数が50万本を突破したことを発表。あわせて、4月22日よりシリーズのセールを開始した。目玉となるのは、『√Letter ルートレター Last Answer』Nintendo Switch版だ。同作は89%オフの500円となっている。


『√Letter ルートレター』は、アドベンチャーゲームだ。主人公は、実家にあった文通相手との気になる手紙を発見。相手がいる島根に 向かうところから物語が始まる。ゲームとしては、返信を考える手紙パートや、松江や出雲の街をまわっていく探索パート。登場人物に証言や証拠をぶつけて、真実を見つけ出す追及パートにて構築されている。

『√Letter ルートレター』は、「角川ゲームミステリー」シリーズと銘打たれて2016年5月より展開された。元テクモ社長で角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏が制作を総指揮。『ラブプラス』のキャラクターデザインを務めた箕星太朗が企画/キャラクターデザインを担当。「絶体絶命ゲーム」などを手がけた小説家藤ダリオ氏がシナリオを手がけるなど、豪華スタッフが制作に参加しているとして話題を呼んだ。


取材を重ねて構築された島根の表現など、ビジュアルを含めたリッチさは一定の評価を獲得。ただし、物語や登場人物がかなりぶっ飛んでおり、主人公の言動も含めてシナリオ面は支離滅裂な部分あり。アドベンチャーゲームとしてはかなり混沌とした内容となっている。

今回セール対象となっている『√Letter ルートレター Last Answer』は、同作に新要素を加えたほか、ビジュアルに実写風グラフィックが追加。グラフィックはイラスト版と実写版を切り替えられるほか、謎を多く残していた前作エンディングのその後を描いた解明編シナリオを収録。そのほか、ルート分岐やスキップ機能が改善されており、遊びやすさも向上している。いわゆる完全版といえるだろう。同作のダウンロード版は定価4980円であるが、Nintendo Switch版は5月8日23時59分まで500円で購入可能となっている。


なお、角川ゲームスのNintendo Switch向けセールとしては、『√Letter ルートレター』の流れを汲む『Root Film』が60%オフの2992円。和風ファンタジーRPG『GOD WARS 〜時をこえて〜』に追加要素を加えた『GOD WARS 日本神話大戦』が76%オフの1435円。こちらもチェックしておくといいだろう。