「スター・ウォーズ」の新作アクション・アドベンチャーゲーム開発発表。『アンチャーテッド』などを手がけたAmy Hennig氏のスタジオが担当


デベロッパーのSkydance New Mediaは4月20日、Lucasfilm Gamesと提携し、映画「スター・ウォーズ」をもとにしたアクション・アドベンチャーゲームを開発すると発表した。

同社は、Naughty Dogにて『アンチャーテッド』シリーズの脚本などを担当し、またCrystal Dynamicsなどでも活躍した業界のベテランクリエイターAmy Hennig氏が率いるデベロッパーだ。マルチメディア制作会社Skydance Mediaの新部門として2019年に新設された。
 

 
Skydance New Mediaは昨年、Marvel Entertainmentと提携しマーベルの新作ゲーム開発をおこなうと発表しており、今回の「スター・ウォーズ」ゲームはそれに続く第2弾プロジェクトとなる。ゲーム内容などはまだ明らかにされていないが、「スター・ウォーズ」の世界観をもとにオリジナルのストーリーを描く、リッチで映画的なアクション・アドベンチャーゲームになるとのこと。

Amy Hennig氏は、EA/Visceral Games時代にも「スター・ウォーズ」のゲーム開発に携わっていたが、その作品は結果的に開発中止となっている。ふたたびチャンスが巡ってきたことについて同氏は、Lucasfilm Gamesと再度協力し、愛する「スター・ウォーズ」についてのインタラクティブな物語を紡ぐことができ、嬉しく思っているとコメント。またLucasfilm GamesのバイスプレジデントDouglas Reilly氏は、Skydance New Mediaのチームには経験と才能があると評価。しかるべき時期に、さらなる情報を提供するとした。

なお、「スター・ウォーズ」のゲームについては、EAやユービーアイソフトも新作を開発中。EAは『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の続編を含む3作品を手がけており、一方のユービーアイソフトは、『ディビジョン』シリーズのMassive Entertainmentがオープンワールドの新作開発を担当している(関連記事)。いずれも発売時期など詳細は明らかになっていないが、「スター・ウォーズ」ファンにとって期待高まる状況となっている。