荒くれ猫アクション『Gori: Cuddly Carnage』正式発表。ホバーボードでステージを駆け巡り、かわいいユニコーンを血祭りにあげる


パブリッシャーのWired Productionsは4月14日、Angry Demon Studioが手がけるアクションゲーム『Gori: Cuddly Carnage』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ゲーム内は日本語に対応する。
 

 
『Gori: Cuddly Carnage』は、二足歩行の荒くれ猫Goriを主人公とする、三人称視点のスケート&スラッシュゲームだ。近未来を舞台にする本作の世界では、ザ・カワイイ軍団と呼ばれる、突然変異して血に飢えたオモチャの軍勢が人類を一掃。カワイさが足りないとして、地球上のあらゆるものを破壊してしまう。そこで、“世界一かわいくてワル”な猫だというGoriが、ザ・カワイイ軍団とその背後にいる指導者に立ち向かう。

Goriには、相棒として最新鋭のホバーボードF.R.A.N.Kと、モジュール式AIのCH1-Pがついており、おしゃべりなAIに導かれながらステージを進んでいく。ステージは、ネオン煌めくポップな雰囲気と、敵軍勢が殺戮を繰り広げているダークな側面を併せもつ。そんな環境を、ホバーボードに乗って駆け抜けるのだ。ジャンプ台を使ってギャップを飛び越えたり、隙間をくぐり抜けたり、あるいはスケボーゲームのようにレールをグラインドして進むような場面も存在する。
 

 

 
そして、敵が出現するエリアに到達するとバトル開始。ホバーボードは武器でもあり、両端から鋭いブレードが飛び出す。ホバーボードに乗りながらスピンしたり、振り回したりして敵を攻撃するのだ。敵には、突然変異したさまざまなタイプのユニコーンや、オモチャをモチーフにしたものなどが登場。血飛沫が飛び、身体が千切れ飛んでいくなど、ゴア表現満載のバトルとなるようだ。またノリの良いBGMが採用され、プレイヤーのアクションやプレイスタイルに合わせて反応するとのこと。

本作は2020年に開発中であることが発表され、当時Steamの体験版配信イベント「Steamゲームフェスティバル」にも出展。そして今回、Wired Productionsとパブリッシング契約を結び正式発表された。同社のマネージングディレクターLeo Zullo氏は本作について「彼らがデモを見せてくれた時の反応はただひとつでしたね…おいおい。ホバーボードに乗った超クールな猫が、コンビを組んでユニコーンの頭を切り落とす!?マジかよ!?チームのエネルギーが伝わってきて、それがゲーム全体ににじみ出ている。最高だ!ってね」とコメントしている(プレスリリース原文ママ)。

『Gori: Cuddly Carnage』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。販売元Wired Productionsは、今後数か月のあいだに続報を届けるとしている。