Steam高評価・宇宙船解体作業ゲーム『Hardspace: Shipbreaker』5月24日正式リリースへ。無重力空間で挑む巨大船バラし

 

Focus Entertainmentは4月14日、宇宙船解体シミュレーション『Hardspace: Shipbreaker』を現地時間5月24日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Windows Store)で、PC Game Passにも提供される。追ってコンソールでの展開も予定されているそうだ。
  

 
『Hardspace: Shipbreaker』は、巨大な宇宙船を無重力空間で解体するシミュレーションゲームだ。プレイヤーはメガコーポレーションLYNXの一員。同社に莫大な借金を負ってしまったプレイヤーは、宇宙空間でさまざまな船を解体し、資源を獲得する肉体労働に従事することとなる。人類の過去の遺物をサルベージし、未来へつながる資源へと生まれ変わらせるのだ。 

プレイヤーが作業をおこなうのは、宇宙空間。つまり、無重力のなかで仕事に取り組むことになる。そのため、浮遊感のある独特の物理法則にうまく適応しながら、船の解体に取り組むことになるのだ。解体対象となる船は小さな輸送船から巨大な貨物船までが存在し、それぞれがパズルのように構成されている。どのように解いていくかは、プレイヤー次第だ。道を切りひらき、利益を最大化していこう。 

解体作業において、プレイヤーは徒手空拳で挑むわけではない。LYNXから提供された、最新鋭のテクノロジーを駆使することができる。たとえば船体を解体する際には、レーザーカッターを使って鋼鉄を切り出すことが可能だ。くわえて、グラップルツールを使って、サルベージ中の移動を容易にすることもできる。さらに、こうしたツールはアップグレードも可能。デモチャージやセンサー、安全装置など、ツールを充実させることで、より大きく難しい船の仕事を引き受けよう。 
 

 
ただし、解体中にはもちろん危険も伴う。爆発や電気、放射能など、数々のリスクも考慮しながら作業をおこなわなければならない。プレイヤーの身の安全はLYNXの技術で守られているものの、獲得できる利益については損失が出る可能性もあるので、あくまで安全な業務を心がけよう。 

本作ではキャンペーンモードのほか、フリープレイモードで制限なくじっくり船の解体に取り組むこともできる。さらに、R.A.C.E.ゲームモードではリーダーボードが用意されており、ほかのプレイヤーと解体の腕前を競うことが可能だ。Steamでは1万件近いレビューが寄せられ「非常に好評」の評価を獲得。宇宙を舞台に、リアリティとコミカルさが混じりいる没入体験が楽しめる作業ゲームとして、高い評価を獲得している。 

正式リリースにあたっては、まずキャンペーンモードに最後のActが追加される。また、船の解体過程において、セーブとロードが可能に。途中で席を立つ場合でも、解体の進捗を保存できるようになる。このほか、プログレッションのペースの調整やパフォーマンス・安定性の向上などもおこなわれている。 
 

 
『Hardspace: Shipbreaker』はPC(Steam/Windows Store)向けに、現地時間5月24日に正式リリース予定。同日よりPC Game Passにも提供される。