ローグライクアクション『Vampire Survivors』最新アプデで、新要素アルカナが正式実装。さらに遊びが広がる


デベロッパーのponcleは4月13日、見下ろし型アクションゲーム『Vampire Survivors』にて最新パッチ0.5.0を配信した。 

『Vampire Survivors』はSteamで早期アクセス配信中の見下ろし視点アクションゲームだ。「死ぬとほぼ一からやり直し」「武器や能力はランダムなラインナップから選ぶ」など、近年のいわゆるローグライク作品によく見られるシステムを導入している。片手で遊べるほど手軽ながら、夢中になれるゲームプレイが人気を呼び、Steamにて多くのプレイヤー数を獲得している作品だ。  

今回のアップデートでは、新機能を導入するレリック、アルカナが追加された。アルカナは、恒久的にキャラを強化する「パワーアップ」の上位版だ。さまざまな性能をもつアルカナを装着することで、より幅広いビルドが可能となる。また、武器の選択肢を減らすバニッシュについても、レベルが追加されている。くわえて、武器についても新たな種類が一つ追加された。さらに、ステージのひとつである象眼の図書館に棺が追加されている。 
 

 
一方、調整内容もいくつか挙がっている。まず、敵のスポーンするウェーブについてやや変更が加えられた。くわえて、一部の宝箱のドロップするベースの確率が変更。80%から100%へと増加されている。Rambaが装備する武器Carrélloのクールダウンタイムについては削減された。さらに、ランクごとのSkipが1から2まで可能になった。また、ステージ選択画面でClock Speedが表示されるようになっている。一方、武器から特別なBGMが削除されており、特定のキャラクターでのみ流れるようになっている。またバグ修正として、選択メニューから戻ったときにゲームデータが保存されるようになった。 

開発者は、今回のアップデート要素のなかでも、とくにアルカナについて言及。これまで実装してきた要素はゲーム内である程度テストできたこともあり、想定の範囲内で動作してきたものの、アルカナについてはゲーム内で作用する箇所が多すぎるために、十分にテストができていない側面もあるという。そのため、過度に強い・弱い性能のものが出てくる可能性もあり、今後のパッチで大幅に変更される可能性もあるそうだ。開発者としては、そういった過渡期にある機能も楽しんでほしいとのことである。 
 

 
『Vampire Survivors』はSteamにて早期アクセス配信中。通常価格300円のところ、4月16日まで10%オフの270円で入手できる。