ローグライトな一人称視点アクション『MythForce』発表。最大4人で協力し、カートゥーン調の世界で城バトル

Aspyr Mediaは4月13日、『MythForce』を発表した。『MythForce』は、80年代のカートゥーンをモチーフとしたローグライト一人称視点アクションだ。

Aspyr Mediaは4月13日、カートゥーン風アクション『MythForce』を発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)。4月20日に早期アクセス配信開始するという。 
 

 
『MythForce』は、80年代のカートゥーンをモチーフとしたローグライト一人称視点アクションだ。主人公となるのは、MythForceと呼ばれる4人のヒーロー。勇敢な騎士であるVictoria、ローグのRico 、魔術師のMaggie 、ハンターであるHawkins が本作のプレイアブルキャラクターとなる。彼女ら4人が、吸血鬼の王であるDeadalusに立ち向かうのだ。戦いのなかでは、数多くの手下や罠、変化し続けるダンジョンが待ち受けているという。プレイヤーは伝説的な武器や強力な魔法を使い、敵の大群をせん滅。カラフルなカートゥーンスタイルで描かれた城でダンジョン探索に挑むのだ。 

4人のヒーローはそれぞれ異なる戦いのスタイルをもっている。たとえばVictoriaはメイスなどを使った近接攻撃が主体だ。Ricoは瞬間的に敵の背後に回り込む能力をもっているようだ。Maggieは火の玉を放ったり、一部範囲に吹雪を起こしたりする魔法を使用可能。Hawkinsは弓矢を使った中~遠距離の戦闘を得意とするのだ。 
 

 
プレイヤーはダンジョンの探索を通じてレベルアップすることが可能。また魔法のアーティファクトを発見したりアップグレードしたりすることが可能だ。ただし、本作ではシステムの一部にローグライク要素が採用されている。具体的には、一度やられてしまうとはじめからやり直しとなる、パーマデスシステムが用意されているようだ。一方で、本作では遊ぶたびにプレイヤーたちは徐々に強くなっていくとのこと。恒久的なパワーアップも存在するのだろう。 

なお本作ではソロプレイのほか、最大4人までで遊べるCo-opプレイも可能となっている。使用可能なヒーローは、それぞれ異なる能力をもっている。そのため、誰をチームに編成していくかは戦略的に考える必要がありそうだ。 

本作を手がけるのは、カナダのデベロッパーであるBeamdogだ。過去作としては『Baldur’s Gate: Enhanced Edition』『Neverwinter Nights: Enhanced Edition』を手がけているほか、戦争ストラテジーゲーム『Axis & Allies 1942 Online』などをリリースしている。これまでハードな世界観の作品例が多かったものの、『MythForce』ではカラフルでカートゥーンな作風で新たな挑戦をするようだ。 
 

 
早期アクセス配信時点のコンテンツとしては、ヒーローは4人全員がプレイアブル。さらにストーリーとして、エピソード1「Bastion of the Beastlord」が収録される。ソロ・Co-opプレイ双方が可能で、キャラクターの恒久的なレベルアップも実装されている。今後はエピソード1を拡張し、新しい武器や敵などを追加していくそうだ。エピソード2についても追って情報が公開される模様。 

早期アクセス配信期間としては、1年程度を予定している。早期アクセス配信期間中はバグ修正などをおこなう小規模なアップデートとともに、数か月おきの機能追加などをおこなう大型アップデートも実施するそうだ。なお本作はUnreal Engine 4で開発されているとのこと。 

『MythForce』は4月20日、Epic Gamesストアにて早期アクセス配信開始予定だ。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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