一流シェフ目指す料理シム『Cook Serve Forever』発表。人気料理シムシリーズ、新規IPとして豪華に進化遂げる 


Vertigo Gamingは4月13日、料理シミュレーションゲーム『Cook Serve Forever』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース時期は2023年初頭の予定だ。
 

 
『Cook Serve Forever』は、さまざまな料理を通じて一流のシェフを目指すシミュレーションゲームだ。本作の主人公はNori Kagaという女性。彼女は、Helianthusの町のフードカートにてシェフを務めている。その目標は、料理の女王と呼ばれる著名シェフChef Rhubarbのようになることだ。プレイヤーはKagaとなり、彼女の夢を叶えるべくさまざまな料理に挑むこととなる。

料理においては、数百種類以上の食材やレシピが登場。たとえばハンバーガーを作る場面では、バンズの上に肉やチーズ、トマト、野菜などを手際よく載せていく。肉をほどよく焼くのもシェフの仕事だ。また、ピザを作る際は、丸いピザ生地の上にソースをかけ、チーズをふりかける。タコスを作る際も、ぎっしりと材料を詰め込んでいくこととなる。さまざまな料理を手がけ、シェフとしてのキャリアを重ねていこう。
 

 
本作のゲームプレイ時間は数十時間におよぶとのことで、ボリュームのある内容が待っていそうだ。さらに、本作ではマルチプレイにも対応。キャンペーン全編を通じて、フレンドとのローカルCo-opプレイが可能となっている。協力して料理を作ることで、ソロプレイとは異なる楽しみ方が見つかりそうだ。

『Cook Serve Forever』は、レストラン経営シミュレーション『Cook, Serve, Delicious!』シリーズの後継作にあたる。『Cook, Serve, Delicious!』は、2012年に第一作が発売された。同作は、大量の注文をさばいていく忙しさが楽しさにつながると評価を受け、Steamストアレビューで3000件以上のレビューから「圧倒的に好評」ステータスを得ている。くわえて、続編である『Cook, Serve, Delicious! 2!!』『Cook, Serve, Delicious! 3?!』もSteamにて販売中で、堅実な評価を獲得している。

これまでのシリーズは、ゲームプレイに注力して開発されていたが、『Cook Serve Forever』はゲームの基盤から見直されている。ストーリーを設定から構築。物語はフルボイスで展開され、アートワークもリッチに作られるなど演出にも力が入っている。ゲームプレイとしては、料理のリズム感と手触り感を再現。サイドクエストも数多く取り揃えられている。過去シリーズのノウハウを活かしつつ、新たなIPとして展開されるようだ。
 

  
『Cook Serve Forever』は2023年初頭にSteamにて発売予定。なお『Cook, Serve, Delicious!』シリーズは、4月15日2時までセールを実施中だ。