高難度コソ泥アクション『ダンジョン&バーグラー』Steamにて発売。「移動」しかできない主人公が挑む即死トラップの迷宮 


株式会社ヒストリアは4月12日、3Dアクションゲーム『ダンジョン&バーグラー』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は通常価格が税込310円で、4月19日までは30%オフの税込217円で入手できる。 
 

 
『ダンジョン&バーグラー』は、ダンジョンに散らばる敵や罠を潜り抜けて「おたから」をゲットし最下層を目指す3Dアクションゲームだ。主人公となるのは、コソ泥の少年。彼は、武器を振るって戦ったり、不思議な力や魔法を扱ったりすることはできない。主人公にできるのは、「移動すること」だけである。前後左右への移動を通じて、さまざまな困難を掻い潜り、無事にダンジョン最下層を目指すことが本作の目的となる。 

プレイヤーの前には、さまざまな敵やトラップが待ち受けている。ダンジョンには弾を発射してくるパンプキンや、壁からニョキニョキと生えてくる不気味な腕、一定範囲内を往復するゴーストなどが存在。こうしたギミックのタイミングをよく見極めて、目的の方向へ進んでいく必要がある。本作の主人公は打たれ弱く、敵や仕掛けに衝突すると一撃で昇天してしまう。そのため本作では、何度も死亡を繰り返しながら、徐々にルートを構築していくことが求められるのだ。高難度ゲームを謳っているだけあり、諦めずに繰り返し挑戦する心が必要となる。 
 

 
ダンジョンは全部で30階層が存在。実績アイテムやタイムアタック、ランキングなども用意されており、やりこみ要素もある。ゲームシステムとしては移動のみというシンプルさながら、遊びつくそうとすれば奥深いゲームプレイが待っているようだ。頭脳とテクニックを武器に、ダンジョン眠るおたからを盗み出すのだ。 

本作の開発を手がける株式会社ヒストリアは、国内のソフトウェア開発会社。Unreal Engineを専門として取り扱っており、Unreal Engine の学習を目的とした作品制作コンテスト「UE4ぷちコン」を主催している。2021年には、Unreal Engine 5を用いた技術デモ作品として『The Market of Light』をSteamにて無料リリース。NaniteやLumen、Niagaraといった機能を駆使した作品世界を展開していた。そうした技術力は、3Dアクションゲームである『ダンジョン&バーグラー』でも活かされているようだ。 
 

 
『ダンジョン&バーグラー』はSteamにてPC向けに配信中。通常価格税込310円のところ、4月19日までは30%オフの税込217円で購入可能だ。