ダンジョン探索アクション『Rogue Legacy 2』4月28日に正式リリースへ。Epic Gamesストアでは前作が無料配布
デベロッパーのCellar Door Gamesは4月8日、現在Steam/Epic Gamesストアにて早期アクセス配信中のダンジョン探索型アクションゲーム『Rogue Legacy 2』について、4月28日に正式リリースすると発表した。同時にXbox One/Xbox Series X|S版も配信開始する。
『Rogue Legacy 2』は、2013年に発売され高い評価を得たダンジョン探索型2Dアクションゲーム『Rogue Legacy(ローグ・レガシー)』の続編だ。プレイヤーは、とある王国を救うことを目指す一族のひとりとなり、広大なダンジョンの攻略に挑む。
ダンジョンには複数の環境のステージが用意され、それぞれ多数の部屋にて構成。本作はローグライク要素のある作品でもあり、ステージ構成や待ち受ける敵、出現するアイテムなどは、プレイするたびにランダムで生成される。さまざまな攻撃スタイルをもつモンスターと戦い、またステージ内に設置された多様なトラップをくぐり抜けながら、ステージのボスを目指すのだ。もし死んでしまった場合は、最初からやり直しとなる。
リトライ時には、主人公の一族の子孫へとバトンタッチすることが本シリーズの特徴のひとつ。複数のキャラクタークラスから選択できる。キャラにはそれぞれランダムで特技と魔法が備わっている。また、キャラクターには特性が付与されている場合もある。特性とは、その周回のゲームプレイ全体に影響を与える要素のことで、たとえばステージが天地反転し操作も反転したり、キャラクターが小さくなったりと、効果はさまざま。ゲームプレイにおいて不利になる特性には、お金を多く獲得できるなどのボーナスが付加される。
また前作にはなかった要素として、ステージ内ではHeirloom(家宝)を発見できるようになった。発見すると、空中ダッシュなどの新たなアビリティを活用する専用ステージに転送され、ステージ攻略することでそのアビリティを習得できる。ダンジョンの探索範囲を広げることにも繋がる要素だ。
死ぬと最初からやり直しと先述したが、Heirloomにて習得したアビリティは引き継ぎ可能。また、前回プレイ時に獲得したお金も持ち越すことができ、拠点での装備・ルーンの購入や、スキルツリーでの恒久的なアップグレードに消費することができる。
本作の早期アクセス配信は2020年8月に開始。それから定期的にアップデートがおこなわれ、キャラクタークラスやステージ、ボスなどのコンテンツの追加や、バランス調整、バグ修正が重ねられてきた。正式リリース時の追加要素についての詳細はまだ伏せられているが、ラスボスやエンディングの追加が予告されている。また、追加予定言語には日本語は含まれていないが、将来的にさらなる言語に対応することは検討していくとのこと。
『Rogue Legacy 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)にて早期アクセス配信中。そして4月28日に正式リリースされ、同時にXbox One/Xbox Series X|S版も配信予定だ。
なお現在Epic Gamesストアでは、前作『Rogue Legacy』の無料配布がおこなわれている。配布期間は4月15日0時まで。この機会にプレイし、気に入ったら続編もチェックすると良いだろう。同ストアでは、ミステリー推理アドベンチャーゲーム『The Vanishing of Ethan Carter』も無料配布中である(ストアページ)。