国取りSLG『ブリガンダイン ルーナジア戦記』Steam版が5月11日配信決定。名作SLGが新要素を引っさげて、PCにも領土を拡大

株式会社ハピネットは4月5日、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』のSteam版を配信すると発表した。『ブリガンダイン ルーナジア戦記』リリース時期は5月11日で、価格は税込4500円。新たな要素が追加される。

株式会社ハピネットは4月5日、ファンタジー国取りSLG『ブリガンダイン ルーナジア戦記』のSteam版を配信すると発表した。リリース時期は5月11日で、価格は税込4500円。本作はPC版に合わせた細かな調整のほかに、フリーモード(創造の章)という新たな要素が追加される。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、ルーンの騎士や魔獣を率いて、大陸統一を目指す国取りファンタジーSLGゲームである。舞台となるのは、異なる信条信仰をもった6勢力が点在する、ルーナジア大陸。時はルーナジア歴781年。各国は互いに独自の主義・主張を掲げながら、国境を接しつつも均衡を保っていた。しかし、それぞれの思想や思惑、そして過去の因縁の存在が引き金となり、各国を巻き込む大きな戦乱が巻き起こることとなる。


本作のメインモードであるルーナジア戦記では、プレイヤーは各6勢力から1つを選択し、大陸統一を目指す。各勢力には独自のバックボーンがあり、大陸統一を目指す理由もさまざまだ。ひとつの戦役が複数の角度から描かれることで、異なる勢力でプレイするたびに、物語の全容が明らかになってゆく。

また戦闘シーンでは、プレイヤーはルーン騎士や魔獣で構成された部隊を率いて、領土を広げることを目指す。ヘックス制のマップ上に部隊を配置して、敵に侵略されないように防衛ラインを固めつつ、攻撃と編成という2フェイズを繰り返すことで戦いは進行する。ゲームプレイのベースは、いわゆるスタンダードな「国取りSLG」ながら、内政的な要素よりも戦闘要素が強いデザインとなっているのが特徴だ。そのため、各キャラクターを掘り下げるシナリオテキストは最小限にとどめられている。しかし、戦闘時に生じる多彩な会話は、その人物の背景やドラマを彷彿とさせ、プレイヤーにさまざまな物語を想像させる。このような数々の要因により発生するシチュエーションが、本作の大きな魅力といえるだろう。


また本作は、メインモード(ルーナジア戦記)の他に、1人の君主・9人の騎士を選び乱世を戦うチャレンジモード(異説の章)が搭載。加えてSteam版では、新たな要素としてフリーモード(創造の章)が追加される。フリーモードでは、ゲーム開始時に大陸の勢力分布や初期の配下騎士などを、自由に変更してゲームを楽しめる。また勢力分布を13種類のテンプレートの中からひとつ選択し、そこから各拠点の所有勢力を自由にカスタマイズすることもできるという。その他にも、グラフィック設定などPC版に合わせた細かな調整がおこなわれる。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』のPC(Steam)版は、5月11日にて配信開始。なお配信初日より7日間限定で、通常価格税込4500円から15%オフの税込3825円で購入できるローンチセールが実施される。また本作は、PlayStation 4/Nintendo Switchでも現在発売中。ゲームの序盤を体験できる体験版が、各プラットフォームにて配信中だ。

Yu Naganeo
Yu Naganeo

野生のグラフィックデザイナー。ゲームをプレイすることを「ゲームを食べる」と言う。

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