カルト人気ホラー『Ib』リメイク、4月11日配信へ。キャラとの会話やズームなど新たな要素と共に描かれる不気味美術館


弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシャーPLAYISMは4月4日、『Ib』リメイクを4月11日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1300円となっている。


『Ib』は、探索型のホラーアドベンチャーゲームだ。オリジナル版は、国内の開発者kouri氏が制作し2012年にフリーゲームとして公開された。舞台となるのは、不気味な美術館。主人公である少女イヴは、ある日両親と共に美術館を訪れていた。館内では「ゲルテナ展」が開催されており、イヴは展示されたさまざまな美術品を見て回る。しかし気がつくと、イヴは美術館内でひとりぼっちになっていた。両親はもちろん、ほかの訪問客の姿も見当たらない。おかしな美術館に迷い込んでしまった少女イヴの物語が描かれる。

イヴは美術館内を探索。アイテムを見つけたりギミックを解いたりすることで、行動範囲が広がっていく。さまざまな人々との出会いによって、世界観への理解も深まっていくだろう。オリジナル版は細かな作り込みやゲーム実況などを通して人気を獲得した。2010年代を代表する探索型フリーホラーゲームの1本である。

リメイク版は、「ゲームが苦手な人でも楽しめる」という原作のコンセプトはそのまま、変更や調整がおこなわれている。グラフィックの一新や演出の強化、新たな美術品の追加などが実施されており、既存プレイヤーでもあらためて 楽しめるという。そのほかの要素としては、会話システムを導入。同行キャラとの会話が楽しめ、行き詰まった時にはヒントをもらえるという。


また、ズームモードも実装された。ボタンひとつで小さなアイテムを見つけやすくなったり、美術品をより大きく鑑賞できるようになったようだ。一部ズーム不可シーンなどもあるものの、基本的にズーム状態のまま最後までゲームをプレイすることも可能だという。


『Ib』リメイク版は、PC(Steam)にて4月11日配信予定だ。




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