デベロッパーのTuatara Gamesは3月23日、マルチプレイ対戦アクションゲーム『Bare Butt Boxing』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年第4四半期に早期アクセス配信予定。
『Bare Butt Boxing』は、プリプリのお尻をした奇妙な宇宙人のキャラクターで闘うマルチプレイ対戦アクションゲームだ。ローカルだけでなくオンライン対戦にも対応。ボクシングを気に入った宇宙人が、地球を訪れてはその真似事をしているという設定だそうで、殴り合いを中心にしたバトルが展開される。
本作には多様なゲームモードが用意され、そのひとつには6人で闘うFree For Allがある。街やジャングル、あるいは宇宙船などをモチーフにしたアリーナステージを舞台に、デスマッチを繰り広げるのだ。ただし、宇宙人キャラクターは物理演算を取り入れたフニャフニャ人間として表現。ガチのボクシングというより、おぼつかない足取りでのもどかしい操作と、グダグダな展開が笑いを誘うパーティーゲームとなるようだ。
各ステージには、それぞれ何かしらトラップやギミックが配置されているとのこと。トレイラーでは、触れると感電しながら吹っ飛ばされるギミックが確認できる。なかには、1発でKOになってしまうようなものも存在するそうだ。
さらに、ステージ内ではパワーアップアイテムを獲得できることもある。たとえば、一定距離をダッシュできたり、殴った相手をスタンさせられたり、あるいは爆弾で周囲のプレイヤーを吹き飛ばしたり。もどかしいゲームプレイのなかにおいて、こうした要素を上手く活用して勝利をもぎ取るのだ。
開発元Tuatara Gamesは、『フォートナイト』や『VALORANT』などのビジュアルエフェクト面での開発サポートを担当しているスタジオで、『Bare Butt Boxing』は自社で初めて販売する作品になるという。本作は、ゲームが上手い人もそうでない人も誰もが楽しめる作品として開発中とのこと。何気なく放った一発が思わぬ連鎖を誘発するなど、意外な展開が笑いを誘うことだろう。一方で、勝利を得るには戦略も重要になるそうだ。
『Bare Butt Boxing』は、PC(Steam)向けに今年第4四半期に早期アクセス配信予定。正式リリースは2023年に予定されており、そのタイミングでNintendo Switch/PS4/PS5版も配信するそうだ。