任天堂とCygamesのスマホゲーム『ドラガリアロスト』サービス終了へ。7月にストーリー完結し、一定の期間を経て終了 


Cygamesおよび任天堂は3月22日、『ドラガリアロスト』のサービスを終了することを発表した。2022年7月にメインストーリーを完結し、その後一定の期間を経てサービスを終了するとのこと。
 

 
『ドラガリアロスト』は、スワイプ操作によりプレイするアクションRPG。2018年よりサービスが開始され、事前登録者数は100万人を突破。Cygamesと任天堂の共同運営タイトルとして注目を集めた。ゲーム内容としては、さまざまなアクションやスキルを駆使して、敵の討伐を目指す。目玉は仲間がドラゴンに変身する「竜化」システムで、ドラゴンの力を借りて敵を蹴散らすことが可能だ。

また協力プレイコンテンツも用意されており、最大4人で参加できるマルチプレイや、期間限定の多人数レイドバトルなどが存在する。くわえて、「聖城」と呼ばれる城を発展させることで、ドラゴンと交流する要素も導入。さまざまな建物を建てて戦力をアップするほか、贈り物を渡すことでドラゴンとの信頼度がアップ。バトル中の竜化時間がアップするなど、いろいろな恩恵を受けることができる。総勢60名以上のキャラクターが声優陣によるフルボイスで登場し、個性的なキャラクターたちがラインナップされていた。

『ドラガリアロスト』の今後としては、2022年7月にメインストーリーにてクライマックスを迎える最終章(第26章後半)が追加され、物語が完結する。メインストーリー完結後、一定の期間を経て『ドラガリアロスト』のサービスを終了するとのこと。サービス終了の具体的な時期については、今後改めて告知があるそうだ。
 

 
くわえて、2022年3月31日15時に開催が予定されている召喚において、新キャラクターを追加。以降は、メインストーリー及び一部のクエスト追加以外の新規コンテンツ追加を終了するという。ただし、既存のキャラ、ドラゴンが提供される召喚、復刻イベントはサービス終了まで実施していくとのこと。

『ドラガリアロスト』は、今年3月17日にもメインストーリー第24章「原初の力」後半を追加。3月18日からはサービス開始より3.5周年を記念したログインボーナスイベントが開催されていたほか、3月19日にはイベントクエストにレイドバトル「アストラルレイド解放戦」が登場。ローンチから華やかな成功はしてないながらも、ユーザーの声を拾い運営方針が見直されるなど、精力的に運営が続けられていた。しかし先日、文化放送で配信されていた「内山夕実 朝井彩加のドラガリアロスト ラジオのお庭」が3月をもって終了するとの発表があった。ゲームの今後の動きに注目が集まっていたが、シリーズ運営4年目の最中に、サービス終了が告げられたかたちだ。
 

 
『ドラガリアロスト』は今年7月にメインストーリーを完結。その後一定の期間を経てサービスを終了予定である。





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