『GUILTY GEAR -STRIVE-』に「テスタメント」が参戦へ。PC/PS版クロスプレイ対応などを予定する「シーズン2」制作も決定
アークシステムワークスは3月20日、現在PC/PS4/PS5向けに販売中の対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』について、新規プレイアブルキャラクターである「テスタメント」の参戦を発表した。「GGST シーズンパス1」所有者は、先行プレイとして3月28日から利用可能。DLCとしての単品販売は3月31日より開始される。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』においては、ソルやカイ、メイ、ラムレザル、ジオヴァーナ、名残雪など、15体の新旧キャラクターが初期参戦。そしてシーズン1として、ゴールドルイスやジャック・オー、ハッピーケイオス、梅喧らが追加参戦。今回、その第5弾としてテスタメントが追加されることとなった。
テスタメントは、初代『GUILTY GEAR』から登場している人気キャラクター。改造手術を受けてギアとなった元人間であり、当初はジャスティスの支配下にあったが、のちに自我を取り戻す。『GUILTY GEAR X』では悪魔の森に身を隠しながら、ハーフギアであるディズィーを人間の追っ手から守っていた。現在は、かつてディズィーを保護していた老夫婦と一緒に生活し、心の平穏を獲得するとともに、人並みの幸せを心の底から満喫しているという。
バトルにおいては、鎌を用いたリーチの長い攻撃と、使い魔による遠距離戦を得意とする。今回、本作でバトルスタイルを紹介するトレイラーも公開された。テスタメントは「Xrd」シリーズには登場しておらず、久々の参戦となった。黒いハットを被るなど、かなりオシャレなスタイルに変更された衣装も注目だ。
テスタメントの配信に合わせて、新規バトルステージ「White House Reborn」も追加される。本作におけるアメリカ合衆国大統領官邸のホワイトハウスであり、ストーリーモードの主な舞台にもなった。劇中の事件によって大きく破損したが、現在は復興工事が進み、政府中枢としての機能もすでに復活。その様子が表現されている。
新規バトルステージ「White House Reborn」は、「GGST シーズンパス1」所有者は、3月28日に配信されるアップデートパッチ適用後に利用可能。DLCでの単品販売は、PC(Steam)版は3月28日、PS4/PS5版は3月31日に配信予定だ。価格は330円(税込)。
また、新規モード「デジタルフィギュア」も発表された。キャラクター・家具・エフェクトなどを自由に配置し、オリジナルのシーンを作って楽しめるモードだという。キャラクターの表情やポーズ、カメラの画角、フィルターなどについて、さまざまな調整も可能とのこと。作品は、オンラインでほかのプレイヤーと共有可能である。
「デジタルフィギュア」では、“発想次第で何でもできる”そうで、本作の魅力を活かしたフォトモードといえそうだ。同モードは、3月28日のメンテナンス終了後に、無料アップデートとして提供される。
このほか、「GGST シーズンパス1」の最後のコンテンツとなる「アナザーストーリー」については、4月末の配信を予定していることも明かされた。ストーリー本編では登場しなかったキャラクターたちが多数登場し、舞台の裏側で何が起きていたのかを、別の視点で描く内容になるという。
そして今回、シーズン2の制作が決定したことも発表された。シーズン2では、さらに4体のキャラクターの追加が計画されているほか、PC(Steam)版とPS4/PS5版のあいだでのクロスプラットフォーム対戦にも対応するとのこと。これに伴い、サーバーの強化やサーバー接続にかかる時間の短縮など、ネットワークモードの安定化に向けたアップデートも準備しているそうだ。シーズン2の詳細については後日発表される。
『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』は、PC(Steam)/PS4/PS5向けに販売中だ。