ケイブ、岡本吉起氏やテレ朝と共同開発していた新作スマホゲームの開発を中止。出資会社は解散へ

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ケイブは3月18日、同社が開発していた新作スマートフォンゲームの開発中止を発表した(リンク先はPDF)。あわせて、同ゲームの開発のために設立された持分法適用関連会社スマートフォンゲーム製作委員会が解散したことも告知した。7月31日には清算が結了される予定。同ゲームは、クリエイター岡本吉起氏やテレ朝と共同開発されていた。

これらのプロジェクトの歴史は2年前にまでさかのぼる。岡本吉起氏は、元カプコンで『ストリートファイター』シリーズに携わり、『モンスターストライク』の開発にも携わったクリエイター。現在はゲーム会社のでらゲーに在籍しているほか、ケイブの取締役も務めている。岡本吉起氏は、単独で新作スマートフォンゲームを開発していた。

2020年3月にケイブは、岡本氏のこの新作の成功率を高めるために、でらゲーとテレビ朝日と共に同作を展開することを決定。その際にできたのが、スマートフォンゲーム製作委員会なる会社であった。ケイブがパブリッシャーとしてこの会社に3億600万円を出資し、でらゲーとテレビ朝日もそれぞれ出資していたわけだ。なお実際の制作については、開発会社に委託していたという。


しかし2022年3月となり、ケイブはこのプロジェクトを中止することを決断したようだ。ケイブは開発中止の理由として、「開発期間の長期化による顧客ニーズの変遷や事業環境の変化、競合他社の動向等により、現在開発を進めている本ゲームが当初想定しておりました市場環境において将来の収益獲得を期待できるクオリティを確保することが困難であるという結論に達しました」と説明している。また岡本吉起氏のリソースを、別の新作スマートフォンゲームに充当したいことも踏まえて、プロジェクトを中止すると発表した。

これまでに発生した開発費は、制作を担当していた開発委託先が全額負担することになったとのこと。ケイブは投資額の全額が回収される見込みであると明かしている。また回収した投資金については、新作スマートフォンゲームに使うことを検討しているとのことだ。

ケイブは現在「東方Project」公認二次創作タイトルを開発中であるが、そちらは今回の中止とは関係なさそうである。岡本吉起氏は引き続きケイブの取締役を務めているということで、同氏との新たなスマートフォンゲーム開発が始まるのかもしれない。

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