パーマデス・アクションRPG『Holomento』4月27日よりSteamなどで早期アクセス配信開始へ。呪われた地での戦い、復興、そして死
パブリッシャーのDeck13は3月18日、パーマデス・アクションRPG『Holomento』を4月27日より早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。
『Holomento』は、パーマデス(一度死んだらすべてやり直し)を取り入れたアクションRPGだ。舞台となるのはEventide Hollowと呼ばれる地。かつてここは人々が平和に暮らす美しい王国だった。しかし、あるときこの地に呪いがあふれだし、王国は荒廃。今や暗闇に包まれ、奇妙な生物が闊歩している。しかし呪いの根源であるHolomentoは、呪いに対する唯一の対抗手段でもあった。
Holomentoは、所有者の魂を捕らえる性質のある謎に満ちた本だ。HolomentoはEventide Hollowを離れられないため、それを所有する旅人もこの地を離れることはできない。そして旅人が死ぬと、その魂はHolomentoに加えられる。そして、また次の旅人がやってくるまで安置されるのだ。おそらくこのHolomentoの性質が、本作のパーマデスの仕組みに関係しているのだろう。
『Holomento』にてプレイヤーは、救いを求める地を自由に旅することができる。冒険は、オープンワールドで展開。探索するなかでは、ショートカットとなる道を見つけたり、秘密を解き明かしたり、古代のレリックを見つけたりすることができる。あるいは、市場で富を稼ぐのに集中してもよいなど、自由なプレイの仕方が用意されているようだ。
Eventide Hollowの地は呪いによって、クリーチャーがはびこる危険な地となっている。プレイヤーはさまざまな武器を駆使して敵に立ち向かうのだ。武器は多彩な種類が用意されており、剣や弓矢、ハンドガンやグレネードランチャーまで存在する。また本作では数百以上のアイテムを集めて自身のステータスをアップグレードすることが可能。なかには特別な武器があるほか、アイテムスキルを利用することで敵を壊滅させることもできるそうだ。なお本作では、ゲーム開始時に初期クラスを選ぶことが可能。それぞれのクラスは独自のアイテムをもっており、選んだクラスによって戦い方はがらりと変わるそうだ。
Eventide Hollowは呪いによって荒廃しており、美しかった王国も廃墟と化している。プレイヤーは旅を続けるなかで、Eventide Hollowを復興させることが可能だ。店や家々をアップグレードし、街をふたたび建設することで、Eventide Hollowを蘇らせるのだ。すべての街は、店を通じてアップグレードすることが可能。それぞれの街には欠かせない設備が複数あるとのこと。アップグレードした街は、プレイヤーにさまざまな恩恵をもたらすほか、市場にも出入りが可能となる。地元のビジネスに投資することで、プレイヤーの影響力や富を増やすことができるのだ。
本作の開発を手がけるのは、個人開発者のSean Weech氏だ。Weech氏は、日中はソフトウェアエンジニアとして勤務し、夜間に『Holomento』の開発を進めているという。過去12年間で未公開のゲームをさまざまなエンジンで作ってきた経験があり、『Holomento』ははじめてリリースを目標とする作品になるそうだ。このほかサウンドデザインとしては、AAAスタジオでの勤務経験もあるWilfried Nasss氏が参加。コンポーザーとしては学生として作曲活動も続けるAdeel Jafree氏が加わっている。