脱出ゲーム×学園ADV『Escape Academy』発表。謎と密室だらけの学園生活で才能を磨き上げよう
パブリッシャーのSkybound Gamesおよびiam8bitは3月17日、脱出ゲームアドベンチャー『Escape Academy』を発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)で、Xbox Game Passにも提供される。
本作は、ある密室でパズルを解いて脱出を目指す「脱出ゲーム」をテーマとした作品だ。プレイヤーはEscape Academyという学園に入学したばかりの生徒。ここでは将来有望な生徒たちが、脱出の達人になるべく修練を積んでいる。プレイヤーは、精巧に作りこまれた12以上の部屋をプレイし、それぞれの部屋からの脱出に挑むこととなる。各部屋は、現実世界の脱出ゲームを手がけた専門家たちによって設計されているそうだ。
本作に登場するパズルやギミックは、多彩な種類が用意されている。たとえば、校長と出会う前の本棚の仕掛け。校長が世界各国で撮影したという写真の情報をもとに、所定の本に触れることで、隠し扉が開くようになっているのだ。
このほかにも、数々の花瓶が置かれた明るい部屋や、モニターや機械類が並ぶ薄暗い部屋など、さまざまなロケーションが登場。パズルとしても、シュレッダーで刻まれた絵を元通りに並べなおしたり、サーバーをハッキングしたり、多くの仕掛けがあるようだ。なかには部屋に水が注ぎこまれ、溺れる前にパズルを解かなくてはならないという緊迫の場面も。それぞれのステージには制限時間が表示されており、一定の時間内にパズルを解くことが求められるようだ。
Escape Academyのキャンパスには、さまざまなキャラクターも登場。ティータイムをたしなむ淑女であるBonilla教授や、テレビ型の人工知能と見られるQuantyなど、個性的な面々が揃う。キャラクターたちはそれぞれが脱出の達人でもあるそうだ。そして、アカデミーには知られざる秘密も隠されているという。なお本作ではソロプレイのほか、最大2人の協力マルチプレイにも対応。オンラインやローカルで、画面分割にてプレイすることができる。
本作を手がけるのは、ロサンゼルスに拠点をおくインディースタジオCoin Crew Gamesだ。これまでには、アーケード向けレースゲーム『Hot Wheels King of the Road』や、同じくアーケード向けボウリングゲーム『BATTLE BOWLING』などを手がけてきた。今回はこうした開発の経験を活かしつつ、スタジオの新しい挑戦としてPC/コンソールゲーム開発に臨むようだ。
『Escape Academy』はPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2022年発売予定。Xbox Game Passにも提供予定だ。