デベロッパーのSnowcastle Gamesは3月16日、島暮らしシミュレーション『Ikonei Island: An Earthlock Adventure』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース時期は「Coming Soon」とされている。Steamストアページによると、本作は日本語表示に対応するようだ。
『Ikonei Island: An Earthlock Adventure』は、魔法の島での暮らしを描いた生活シミュレーションゲームだ。プレイヤーは、とある見知らぬ島で目を覚ます。周囲には、好奇心の強い生き物たちが多数取り囲んでおり、プレイヤーに興味を示しているようだ。そこでプレイヤーは、こうした生き物たちと協力。生き物の能力を使って、「Ikonei Island」なる島のさらに奥を探索することとなる。
本作ではさまざまな手段で、周囲から素材を集めることができるようだ。トレイラーでは、道具を使って環境から資源を獲得するプレイヤーの姿が映し出されている。さらに本作では別の資源収集の手段も存在。島に生きる生き物たちに協力してもらい、素材を集めることができるようだ。生き物たちには多様な種類が存在する。物体を噛みくだく力のあるオオカミや、尾びれをもち水中を泳げる動物、また空中をふわふわ漂う生物も存在する。こうした動物たちと絆を深め、協力してもらうことで、プレイヤーだけでは集められない素材を集めたり、探索範囲を拡げたりできるのだろう。
プレイヤーの拠点は、はじめは焚き火とテントがあるだけの小さな規模だが、徐々に拡張することができるようだ。さまざまな家具を置いて、カスタマイズができる模様。トレイラーでは大きな戸棚を設置したり、鮮やかな花のアーチを置いたりと、拠点を飾り付けている様子が見られる。こうした家具の数々も、クラフトで入手することができるのだろう。
映像では、メカニカルなマシンも多数登場。自動でのこぎりが動いたり、歯車で中身をかき混ぜたり、多彩な機能をもった機械を作れるようだ。高度なマシンを作れば、クラフトの幅もさらに広がりそうである。このほか映像ではときおり雨が降ったり、昼夜の概念があったり、雪の降り積もるロケーションがあったりと、Ikonei Islandが見せるいろいろな表情を確認することができる。
本作を手がけるスタジオSnowcastle Gamesは、ノルウェーのオスロに拠点をおくインディースタジオだ。同スタジオはこれまで、ターン制RPG『Earthlock』をリリース。同作はSteamにて300件以上のレビューを集め、ステータスは「やや好評」を保持している。現在は続編としてオープンワールドRPG『Earthlock 2』も制作中だ。対する『Ikonei Island: An Earthlock Adventure』は、『Earthlock』シリーズのスピンオフとして発売される模様。ジャンルをRPGから生活シミュレーションへと移し、どのようなゲームプレイが描かれるか期待したいところである。
『Ikonei Island: An Earthlock Adventure』はSteamにてPC向けに発売予定。リリース時期については今後明かされるようだ。